もはや、一つの会社、一つの仕事だけに依存することはリスクだ。
自分の時間を未来のために投資し、「10%起業家」になろう。
今の会社をやめずに、夜や週末の時間を利用して、もう一つのキャリアを始める。
そうして得られたスキルや人脈は、誰のものでもない、自分のためのものだ。
リーマンショックですべてを失った著者が見つけた、
「10%起業家」として生きる道を、豊富な事例で解説する。
判然としている分だけでは、教科書に載るだけのものになっていないと言えるのではないでしょうか。従来の龍馬物語を史実で裏付けていこうとすると、裏付けられない部分が多すぎる。しかもそれが重要な部分、いわゆる龍馬の功績と言われている部分で。
龍馬を例にとると、日陰に置かれていた土佐の人間が、龍馬という人物をクローズアップし、虚構をまぜて「土佐の人間が今の明治政府を作った」と言いたかった。そういう、歴史物語が作られていく面白さを教えてあげたい。物語を楽しもう、でも史実とは違うと。歴史に乗り遅れていく人たちの思いが、そういう虚構を生みやすい。その一つが龍馬です。
僕が感じているのは、今の歴史学界と社会の断絶です。僕らからすると、船中八策は否定されているし薩長同盟も小説とは違うわけですが、一般に伝わっていなかった。ふうむ