科学的知見も、陰謀論やデマといった情報も、どちらも「同質性」をもつプラットフォーム内でしか伝播しないことがわかっている。
「自分の価値観を否定するもの」や「目にしたくないもの」は、アンフォローなどで自主的に排斥される。このようにして、SNSプラットフォームは、あたかも自分自身の声が反響しているかのような“類友同士”の場となる。これが「エコーチェンバー(共鳴室)」と呼ばれる空間だ。つまり、パーソナライズされたSNS上の空間とは、自分の脳内をアイデンティティの許容範囲にまで拡張させた、自分自身の境界ともいえる場となるのである。
なぜ陰謀論やデマは、世の中にはびこり続けるのか? サイエンスニュースと違い、それらには、もともと科学的裏付けが曖昧という性質がある。よってネットで検索すると、賛否両論の意見が見受けられるものだが、「人々は自分の信念と共存できる“証拠”だけをシェアするのだ」と、クアトロチョッキは上記動画のなかで述べている。
人々が、ある情報の真偽に対するリサーチをする目的は、すでに自分のなかで決まっている“答え”を確認する行為でしかない。ゆえに、最初から信念に反論する情報には目を通すことをしない。これが「確証バイアス」であり、偏った思考をつくり出してしまうものだ。
ネットは自分がやめなければずーっと続くのだ。ひとりでできるし、ウェブサイトだけなら作るのにそんなにお金がかからないやめなければおわらない。
「琥珀ヱビス」缶を9月6日(火)から全国で限定発売します。美しく澄んだ琥珀色の液色が特長の「琥珀ヱビス」は、通常「樽生」として飲食店でのみ取り扱いいただいていますが、ご自宅でも楽しみたいという多くのお客様からのご要望に応え、期間限定で缶を発売するもので、今年で発売11周年を迎えます。
今年は、クリスタル麦芽(注1)を増量することで、これまでの琥珀ヱビスを超える深いコク(注2)を実現しました。