例えば、消化の仕組みを知っていれば「コラーゲンを飲んだ翌朝に肌がぷるぷる」なんてことはあり得ないってわかるし、解剖学を知っていたら「骨盤のゆがみを矯正すればアトピーが治る」なんてニセ医学にもひっかからなくて済みます。カラダをブラックボックスだと思わず、カラダに関する全体の知識の底上げをするのが大事なんです。
育児に関しては「トライアンドエラー」で良いと思うんです。[...]これを塗ってみてどうだったとか、うまくいったとか、成功と失敗のデータを蓄積していくんですよ。
失敗を恐れるあまりに、情報ばかり調べすぎて踏み込めないのでは前に進めません。トラブルの解決、育児の仕方、全部誰かに教えてもらわないとできないというママは多い。まず、やってみたらいいのに! 「トライアンドエラー」を繰り返して、うちの子の場合は……という正解が見えてくるものです。森戸先生:
わたしはおすすめのマンガとして、「コウノドリ」(鈴ノ木ユウさん)、育児中のお母さん向けに「れもん、うむもん!」(はるな檸檬さん)を挙げています。どちらも読みやすく、面白いです。妊娠や出産は十人十色で、いろいろなトラブルや想定外のことが起こり、子育ては思い通りにいかないものというのをわかりやすく伝えてくれる作品です。
長女のときに鼻水の吸引器があれば欲しかったなぁ! あれがあれば、何度も耳鼻科に行かなくて済んだかなぁと思います。[...]育児グッズは、便利なものも増えてきていますよね。風邪の時の鼻水は処方薬でも止まらないんですよ。とても良い記事なので長めに引用しました。