本書は、古川享がアスキーに入社した頃のパソコン黎明期から、マイクロソフトの日本法人であるマイクロソフト株式会社設立の過程、MS-DOSから現在のWindowsに至るパソコンのOS(基本ソフト)がデファクトスタンダードになる過程、日本のパソコンの標準マシンであったNECの98シリーズが一時代を築き、その後、世界標準のDOS/Vマシンに移行する過程など、パソコンの進化の激動の時代を中心に、それぞれの時代の様々な現場で何が起こっていたのか、そこで輝いていた人たちの知られざる活躍を語ったものです。
タイトルだけみると、スマホに対する批判本みたいな印象をうけますが、そういう本ではありません。副題の「ユーザインタフェースの心理学」の通り、UIの主に心理的な側面に関するエッセイ集ですね。UIの話や増井さんの発明の話など過去から現在までのネタがいろいろ詰まっており、頭のあちこちが刺激されて楽しいです。
なぜ人類が糖質をこんなに摂取するようになったかというお話。農耕の歴史や体の進化などを踏まえての仮説です。穀物は空腹を満たすものとしては優れていて人類の繁栄に大いに役立ったが、たかだか数万年のつきあいで別に人間の体に必須なものではない、と。
「YouTubeで食べていく」は「ブログで食べていく」よりも格段に敷居が高いお話です。かなり厳しい環境で、だからこそ生き残れたらいろいろ嬉しい感じなんだろうな。
ペンによる線描画と鉛筆による面塗りの組み合わせで形や陰影を表現します。
特にグラデーションの表現は、線を使って細かく描き込むことはせずなどせずに、濃淡の境に境界線を引いて影側を面塗りするという割り切った方法で行います。
確かに用途によってはこれで十分なんですよね。
とにかく、うまい話に騙されないで冷静に判断できる知識が「金融リテラシー」と言ってしまってもいいかな。
言わずと知れた超ベストセラー。
「どうやって稼いでいるんだろう」などの身近な謎をベースに進行しつつ、会計の概要について分かりやすく解説しています。
全体的に例が豊富で丁寧です。
わかったつもりの正体がわかりました、だいたい。
いろいろ身につまされます。
(わかったつもりについてわかったつもりになりました、などというベタなことは言いません。)
主に「若者」まわりの労働環境とかそういうテーマの本。
就職前の人、入社したての人で「仕事」について興味ある人は読むとよい!
若者の離職率が増加。
→原因の多くは本人の希望と業務内容のミスマッチ。
→古い人「最初からやりたいことができるという考えが甘い。忍耐重要。」
→but (1)就職の選考が厳しくなった分、期待も大きく。 (2)年功序列も崩れ忍耐が報われない。