赤ちゃんを卒業して、ようやく言葉でやりとりできるようになったと思ったら、「イヤ!」の連発に口答えばかり……でもそれは、この世界についてまだ何も知らない子どもの「心が発達してきた証拠」です!
子どもの「まだよく分からない」を受けとめて、上手に知恵を授ければ、子育てはもっとハッピーに変わります。今すぐ役に立つ発達心理学のノウハウがぎっしり詰まった一冊です!
「何度も言い聞かせているのになぜ?」と感じるかもしれませんが、この「聞き分ける」ことは、小さな子どもにとってはなかなか難しいものなのです。そもそも言ったら分かるというのは高度なことで、小さいうちは仕方ないと。そんなわけで最近はあきらめつつ何度も言い聞かせています。
本当は「反抗している」というよりも、「自己主張の現れ」と考えたほうが正しいでしょう。ほんとうは嫌じゃないんだけど「イヤ!」と言ってるな、ってことが多い思ってたらこういうことだったみたい。言葉が分かるまで我慢します。もう少しかなあ。現在うちは2歳半。
「自分で決めたい」という意思が出てくるので、よかれと思って親が決めたことにも逆らってしまうのです。
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自分の意思や気持ちを言葉でうまく表現できないため、「イヤ!」と言って主張したり、もどかしくて泣いたりするだけのことです。
また、言葉が発達していけば、この反抗期はいつのまにか終わりを告げます