たつをの ChangeLog : 2012-01-27

献本頂きました。ありがとうございます。

梶山寿子/ 35歳までに知っておきたい最幸の働き方

2008年のリーマンショック、2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発の事故をへて、時代は大きく変わった。
経済成長を追い求める生活に疑問が生まれてきたいま、
どんな働き方、生き方が求められるのか?
どうすれば最高に幸せな働き方ができるのか?

「短い時間でできるだけ効率的に働くべきだ」
「大企業に勤めるのはがいちばん安心だ」
「言われたことを器用にこなせる働き手をめざすべきだ」
「出世して、よりたくさん稼げるようになりたい」
──こんな仕事の常識が、いま大きく変わりはじめている。
これまでの常識では「バカじゃないか」と思われるような生き方にこそ、これからの時代の幸福のヒントはある。

トップビジネスマンたちへの取材を重ね、
激動の時代を生き抜く新たな仕事のあり方を読み解いてきた著者がまとめた
新しい時代の幸福をつかむための仕事論、人生論。

「最高の働き方」ではなく「最幸の働き方」。

物質的な豊かさを求め物欲マックスでお金を稼ぐことを目的とした働き方ではなく、「やりがい」「おもしろがる」「利他的」などをキーワードに人生を豊かにするための働き方を紹介する本です。ダニエル・ピンクやゲイリー・ハメルなどから新しい働き方についての知見が引用されていたりと、このテーマの知識を得るにも良いかと思います。

表題に「35歳までに」とありますが、年齢は関係ないですね。むしろ35歳未満だとお金第一な人はあまりおらず、やりがいを追究しすぎて低賃金でワーキングプア寸前みたいな人が多い気がしてしまいます(ネットの見すぎ?)。むしろ安定した生活に必要なお金を稼ぐことを第一目的とし、そこで落ち着いたら「やりがい」などの追究を始めるくらいが良いかと思います。

すでに稼いでいる人ならばお金が全てではないってのは真実でしょうが、やはりある程度の金額まではお金が全てです。まずは自分の中でそこの線引きをしてから。
この記事に言及しているこのブログ内の記事

今週の平日のランチの記録。

平日ランチ

■12/23(月) お弁当

社内売り弁当。カレーライス。

■12/24(火) お弁当

社内売り弁当。タイカレー

宮武讃岐製麺所[2010-02-02-5]でピリ辛豚味噌うどん。

■12/25(水) うどんとおにぎり

生麺のインスタントうどんと妻作おにぎり。

■12/26(木) ラーメン

めんや 参◯伍[2010-03-26-2]で参◯伍郎らーめん。

■12/27(金) うどん

宮武讃岐製麺所[2010-02-02-5]でぶっかけうどん。

今日のタスクは、入力テキストに対して検索式(論理式)をラベルとした辞書エントリをマッチさせる処理。手作りルールによるスパムフィルターなんかに使える。

昨日公開した「ANDやORを用いた検索式でテキスト走査する(perl)」[2012-01-26-1]と一昨日公開した「入力テキストに辞書の語が含まれているかどうか正規表現でチェック」[2012-01-25-1]を合体させた処理である。

具体例で説明する。

まずマッチさせたい辞書の例。ラベルとコンテントからなるTSV。ラベルは論理式。使う演算子は AND→"&", OR→"|", NOT→"!" と括弧"()"。

正月|賀正|元旦|迎春	NY
(今年|本年)&よろしく	KTYR
麦酒|ビール&!モビール	BEER
エロ&!(ピエロ|ヒエロ)	ERO
(スペース連続はタブ)

そして、入力テキストとマッチする辞書エントリ(のコンテント部分)。

- 今年もどうぞよろしくお願いします → KTYR
- 元旦からビール飲みたい → NY,BEER
- ヒエログラフ読みたい → no match
- 教えてエロい人! → ERO

検索式によるクエリが複数(辞書エントリ分)あり、入力テキストに対してそれらをマッチさせるというイメージ。

■サンプルコード(andor.pl):
#!/usr/bin/perl
use strict;
use warnings;
use utf8;
use open ':utf8';
binmode STDIN, ":utf8";
binmode STDOUT, ":utf8";

my $dic_fn = shift @ARGV;

my @db;
my %token;
open(my $fh, "<:utf8", $dic_fn) or die;
while (<$fh>) {
    chomp;
    next if /^\s*$/;
    my ($pat, $rest)  = split(/\t/, $_, 2);
    push @db, {pat => $pat, line => $_};
    foreach my $i (grep {not /^\s*$/} split(/[\(\)\&\|\!]+/, $pat)) {
	$token{length($i)}{$i} = 1;
    }
}
close($fh);

my %pat;
foreach my $i (keys %token) {
    $pat{$i} = join("|", keys %{$token{$i}});
}

while (<>) {
    print "> $_";
    chomp;
    next if /^\s*$/;
    my $s_ref = get_matched_strings(\%pat, $_);
    my $r_ref = get_matched_entries(\@db, $s_ref);
    print join("\n", map {$_->{line}} @$r_ref)."\n" if @$r_ref;
}

sub get_matched_strings {
    my ($pat_ref, $text) = @_;
    my %match;
    for (my $i = 0; $i < length($text); $i++) {
	foreach my $len (keys %{$pat_ref}) {
	    $match{$1}++ if $text =~ /^.{$i}($pat_ref->{$len})/;
	}
    }
    return \%match;
};

sub get_matched_entries {
    my ($db_ref, $match_ref) = @_;
    my @rv;
    foreach my $i (@$db_ref) {
	my $pat = $i->{pat};
	$pat =~ s/([^\(\)\&\|\!]+)/$match_ref->{$1}?1:0/ge;
	push @rv, $i if eval "$pat";
    }
    return \@rv;
}

■辞書(test.dic):スペース連続はタブ。
正月|賀正|元旦|迎春	NY
(明けまして|あけまして)&おめでとう	AHNY
(今年|本年)&よろしく	KTYR
麦酒|ビール&!モビール	BEER
ワイン|葡萄酒		WINE
エロ&!(ピエロ|ヒエロ)	ERO

■実行例:
% cat test.txt
【賀正】あけましておめでとうございます【迎春】
今年もどうぞよろしくね☆
元旦からビール飲みたい
天井からモビールをぶら下げた
ワインも飲める麦酒会開催
ヒエログラフ読みたい
駅前広場にピエロがいた
教えてエロい人!

% andor.pl test.dic test.txt
> 【賀正】あけましておめでとうございます【迎春】
正月|賀正|元旦|迎春     NY
(明けまして|あけまして)&おめでとう      AHNY
> 今年もどうぞよろしくね☆
(今年|本年)&よろしく    KTYR
> 元旦からビール飲みたい
正月|賀正|元旦|迎春     NY
麦酒|ビール&!モビール   BEER
> 天井からモビールをぶら下げた
> ワインも飲める麦酒会開催
麦酒|ビール&!モビール   BEER
ワイン|葡萄酒           WINE
> ヒエログラフ読みたい
> 駅前広場にピエロがいた
> 教えてエロい人!
エロ&!(ピエロ|ヒエロ)   ERO

実際にとある実験システムで似たような処理を書いているのだけど、そっちはもちろんインデックス張ったりして高速化してる。まあそこは仕事だから当然だけど。

ref.
- [を] ANDやORを用いた検索式でテキスト走査する(perl)[2012-01-26-1]
- [を] 入力テキストに辞書の語が含まれているかどうか正規表現でチェック[2012-01-25-1]
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