機械、特にコンピューターとその機械の利用者(通常は人間)の間での情報をやりとりするためのインタフェースである。
/例えば、自動車を運転する際、運転手はハンドルを操作して進行方向を制御し、アクセルとブレーキとシフトレバーで速度を制御する。運転手は窓を通して外界を見ることで自動車の位置を把握し、速度計で正確な速度を知ることができる。自動車のユーザーインタフェースは以上のような機器群で構成されており、全体として自動車の運転に必要なものを全て提供している。
ユーザー・エクスペリエンス(以下、UX)とは、大ざっぱにいうと、ある製品(アプリケーション)をエンド・ユーザーが使った際に経験する「楽しさ・心地よさといったプラスの感情」を、(エンド・ユーザーに提供する)価値として重視するコンセプトだ。具体的には、見た目のみではなく、使い勝手や信頼性などの側面を重視した設計を行い価値を実現する。
ユーザーがある製品やシステムを使ったときに得られる経験や満足など全体を指す用語である。
例えば自動音声応答装置は貧しいユーザーエクスペリエンスをもたらすデザインとしてよく引き合いに出される。
外食時、子供が料理が来るまで待ってられない、親が食べ終わるのを待ってられない、大声で騒いだり椅子から降りたがったりする・・・
など、他のお客さんの迷惑になってしまう場合、ポータブルDVDを無音で映像だけ流しておくのは、どう思いますか?
うちの子供(2歳)はDVDが流れると途端に静かになります。
騒いで、他の方に迷惑だと思われたくないので、唯一静かになってくれる方法(DVDを見せる)をとってしまうのですが・・・
2007年から2011年の約4年間にわたり、Webサイト「WIRED VISION」にて連載された同名の連載記事から78編を精選し、現時点での解説を加えて再構成。ネットと情報の現在、そして未来を見つめ続けた考察の記録。(序文: 江渡浩一郎)
ネット界の風雲児、謙虚でありながら毒舌な異才 yomoyomo 氏が WIRED BLOGS に登場!
yomoyomo 氏の初の単著「情報共有の未来」(電子書籍)ですが、ついに正式版になりました。
次は[...]yomoyomo初単著「情報共有の未来」を読む予定です。