一般の素麺は生地を延ばす際、表面の乾燥を防ぐために油を塗る。一方、温麺は油を用いないのが特徴である。長さ10センチメートル程度で短い束にして売られることが多い。醤油や味噌で作った汁につけて食べるのが一般的である。熱くしても冷やしても食べるが、夏に冷して食べるのが主流の素麺とは異なり、温麺は冬の温かい麺に人気がある。
この世はとかく不条理なもの、人間はとかく不合理なものだとだれもが口をそろえて言う。だが、本当にそうだろうか? イギリス発・新進気鋭の人気ジャーナリストが経済学を使って日常生活の裏側に隠された因果関係をあぶり出す。
トーナメント理論の創設者の一人である経済学者、エド・ラジアーはこう述べている。「副社長の給与は副社長補佐の動機づけにはなるが、副社長自身の動機づけにはならない」。
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