たつをの ChangeLog : 2010-05-26

昼休み、東京ミッドタウンのデザインハブで開催されている「世界を変えるデザイン展」をみてきました。
書籍「世界を変えるデザイン」に連動した展覧会みたい。
この本に出て来る世界を変える製品が展示されています。

シンシア スミス / 世界を変えるデザイン - ものづくりには夢がある


写真もOK。手で触れてもOK。
6月13日までやっています。

- 世界を変えるデザイン展
http://exhibition.bop-design.com/
- TAB イベント - 「世界を変えるデザイン展」
http://www.tokyoartbeat.com/event/2010/213D

世界を変えるデザイン展 世界を変えるデザイン展

展示品をいくつか紹介。

これは浄水ストロー「LifeStraw」。
泥水を吸うときれいな水になって口に入ります。
世界を変えるデザイン展

水圧で度数を変更できる眼鏡「Adspecs」。
専門家がいなくても自分で最適な度数を調整できます。
これは普通に欲しいよなあ。
世界を変えるデザイン展

転がしながら水を運ぶタンク「Q Drum」。
詳細は別記事に書きました→[2010-05-26-2]
世界を変えるデザイン展

霧をキャッチして水分を集める網「Fog Catcher」。
雨量は少ないけど霧が出る山がちな地域向け、かと。
ペルーで使われているそう。
世界を変えるデザイン展

太陽光を利用した調理器「Solar Cooker」。
真中に鍋を置きます。
反射する部分が素材として売り払われちゃうんじゃないかとちょっと心配。
世界を変えるデザイン展

足踏みミシンを改造した足踏み発電テーブル。
電気のない地域で夜に勉強するときなどに。
世界を変えるデザイン展
この記事に言及しているこのブログ内の記事

昼休み、東京ミッドタウンのデザインハブで「世界を変えるデザイン展」[2010-05-26-1]をみてきました。
その中でこれはいいなと思ったのが「Q Drum」。
世界を変えるデザイン展
水源から大量の水を運ぶためのドーナツ型のタンク。中央の穴に紐を通すことでドラムを転がし、一度に50リットルの水を運ぶことができる。
というものです。

- Q Drum, the rollable water container for developing countries
http://www.qdrum.co.za/

説明ムービーもあります:


この道具、「汎用性がない」という点が重要だと思います。

「水を運ぶ」という機能だけを考えたら、こんな道具を発明しなくても、一輪運搬車にポリタンクを乗せれば済みます。

一輪運搬車
(↑参考写真:一輪運搬車)

しかし、アフリカ奥地の紛争地帯の村を想像してみてください。
山岳乾燥地を徒歩移動するゲリラ部隊。
兵士が村へ徴用にやってきたら、絶対に一輪運搬車を持って行ってしまうでしょう(村人たちの育てた家畜を載せて)。
なんてったって、一輪運搬車は基地の補修にも物資の運搬にも便利だし、様々な用途に使える(需要がある)から換金も可能。

でも、このドラムならわざわざ持って行かないでしょう。
行軍速度の足を引っ張るだけだし、大量の水が必要なら水辺に設営すればいいし。
(もちろん、「ガソリンなどの戦略物資も運べる」とか「バリケードに使える」とか使い道はゼロではないけど、それでも一輪運搬車の方を取るだろうな。)

というわけで、
「水を運ぶ人の負荷を軽減する」ためには
「水を運ぶのにしか使えない」道具の方が長い目で見て効果的!
と思います。


シンシア スミス / 世界を変えるデザイン - ものづくりには夢がある

この記事に言及しているこのブログ内の記事

昨年9月中旬、100円ショップで買った12個入りのスポンジを会社の給湯コーナー(業務エリア外)に置きました[2009-09-14-2]

あれから8ヵ月。
スポンジは4つになっていました。
平均すると一ヵ月に1個の割合で消えてます。

スポンジ近況

しかし、100円でこれだけ持つなら悪くないな。
年に100円でスポンジ供給を継続できるわけで。

ref.
- [を] 100円ショップで買ったスポンジ12個入り[2009-09-14-2]
- [を] 100円ショップで買った台所用スポンジがへぼい件[2009-10-28-2]
この記事に言及しているこのブログ内の記事

料理で使う調味料の混ぜ合わせについて、「量」ではなく「割合」に着目。
そんなレシピ本です。

村田吉弘 / 割合で覚える和の基本

しょうゆ、みりんといった調味料や、だしをシンプルな割合で組み合わせるだけで、ほとんどすべての和食が簡単に、しかも確実においしく作れます。基本的なおかずを網羅し、どんぶりものやご飯物も紹介。

昨日、我が家に遊びにきてくれた @motomocomo に頂きました(妻が)。
ありがとうございます。
ゆずコショウやプチトマトやヒジキとともに頂きました。
ありがたや、ありがたや。

@motomocomo きた!

そうそう彼女は、私の学生時代の料理バイブルである「セイシュンの食卓」が気になっていた模様。
さっそく記事にしていますね。
- 1度食べたらほとんどやみつき?彼女も泣いて欲しがるうまさの「納豆パスタ」の作り方 (もともこも鳴き笑い)
http://d.hatena.ne.jp/mo_tomoco_mo/20100526/1274848687

セイシュンの食卓〈1〉勇気編

セイシュンの食卓〈2〉情熱編

セイシュンの食卓〈3〉愛情編

セイシュンの食卓〈4〉感涙編


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