人間はすべて 唯一神 全知全能なる 創造主の作品であり
彼の所有物であって 他の誰のためでもなく
彼が喜ぶかぎりにおいて生存するように作られている
(ジョン・ロック)
自然状態には それを統治する自然法があり
何人もそれに従わなければならない。
その法である理性は 人類に
すべての人は平等で独立しており
他人の生命 健康 自由または財産を害するべきではないと教えている。
(ジョン・ロック)
アメリカ国民には 生命 自由 幸福の追究に対する不可譲な権利がある
人は誰でも 自らの一身に対する所有権を持っている↓
これについては彼以外の何物も権利を有しない
彼の身体による労働 手による仕事は
まさしく彼のものであると言ってよい
(ジョン・ロック)
自然が備えておいた状態から
取り出すものは何でも 自分の労働を交えたものであり
彼自身の何かを付け加えたものであるから
彼の財産となる
(ジョン・ロック)
労働はその労働者の疑いの余地のない財産であるから
彼以外の誰かが彼の労働が加えられたものに対する
権利を持つことはない。
他者のために同じようによいものが
十分に残されているかぎり。
(ジョン・ロック)
人が耕し 植物を育て
改善した土地から得られる物を利用する限り
その土地は彼の所有物である。
彼の労働が加わることでそれは一般とは区別される。
(ジョン・ロック)
人は 戦いを仕掛けてくる人を破壊することができる。
(中略)
オオカミやライオンを殺すことができるのと同じように。
そのような人には力と暴力以外の法則はなく
だからこそ危険で有害な獣と同様に扱われる。
その獣の手に人が陥ればいつでも
必ずその獣は彼を殺すに違いないからである。
(ジョン・ロック)
最高権力は本人の同意なく
人の財産を一部たりとも奪うことはできない。
なぜなら所有権を守ることが政府の目的であり
そのために人は社会に入るのだから
財産を持つことが必然的に想定され要請されているからである。
(ジョン・ロック)
人は社会において所有権を持っており
物に対する権利はコミュニティの法律により彼らのものとなる。
ゆえに最高権力ないし立法権によって
人々の財産を意のままに処分したり
ほしいままに取り上げたりすることができると考えるのは間違いである。
(ジョン・ロック)
政府は大きな負担なしに支えられるものではない。
政府の保護を享受する者は皆
その維持のための割り当てを自分の財産から支払うべきである。
しかしそこには本人たち または彼らに選ばれた代表者によって与えられた本人の同意 すなわち多数派の同意がなければならない。
(ジョン・ロック)