1年365日のうち、土日祝日の合計は119日です。
じつに1 年間の約3分の1があなたに与えられた「自由な時間」なのです。
この時間を使って、肩書きなしでも、どんな場所でも勝負できる自分をつくりましょう。
それが、この本でお伝えする「休活」です。その方法とは、次の2点だけです。
(1)休日に、あなたが一番好きな活動をすること
(2)休日に、好きなことを通じて出会う人とのつながり・ひろがりを大切にすること
この「休活」によって、あなたは今の生活を、そして人生を大きく好転させ、個人として世の中で勝負できる力を身につけることができます。
キンドルに続き、アップルiPad 登場。それは、本の世界の何を変えるのか?
電子書籍先進国アメリカの現況から、日本の現在の出版流通の課題まで、
気鋭のジャーナリストが今を斬り、未来を描く。
本が電子化される世界。
それは、私たちの「本を読む」「本を買う」「本を書く」という行為に、
どのような影響をもたらし、どのような新しい世界を作り出すのか?
キンドルが急成長し、電子ブックのプラットフォームとして支配力を強めていく構図は、ゼロ年代前半にアップルのiTunesがのし上がっていったのとまったく同じ構図でした。だから出版社には「このままでは、iTunesに支配されtメジャーレーベルが力を失ったように、われわれもキンドルに首根っこを押さえられてしまうのではないか」という強い危機感が出てきたわけです。そうしてキンドルに中抜きされようとしていくことに、激しく抵抗したのでした。そしてiPadの参入、と話は続いていきます。
しかしこの戦いは、どう考えても出版社には不利なように思われました。
電子ブックの市場が拡大していけば、「電子ブックでも十分儲けられるのであれば、紙の本にはこだわらない」と考えるプロの書き手がたくさん出てくる可能性があります。
(p.73)