例えば、僕がフィギュアスケートをまったく詳しくもないのに
「話題になっているから」という理由だけで
フィギュアスケート選手の日常を描く小説を書いてしまうようなものだ。
僕だったらそんなことはしない。
僕だったら、自分が好きでもないものや、詳しくないことを題材にはしないし
プロとして、もし仕事を受けるなら、その対象に詳しい人と一緒に脚本を書くか
或いは、ブレーンとしてチームに入ってもらう。
そうしないと、題材をうまく活かせないどころか
ファンに対して失礼にあたるだろう、と感じてしまうからだ。
結論を言えば、Twitterは「ただ流行っているから」という要素の1つでしかなかった。
その昔、ナタデココがブームになったとき今回一番しっくりきた記事。
「ナタデココが入ったカレー」というのを食べたことがある。
それは......ただの、ナタデココが入ったカレーだった。
今回のドラマ『素直になれなくて』は、それと似たような味がした。
●酒場での不良の絡み方が古すぎるとおもう、昭和ちょっとウケたw
●スナナレとスナメリはにてるとおもう
●今夜飲み会期待している、フォロワーのフォロワーに(ロマンスの神様この人でしょうか?)
なんていうか、この手のご当地ドラマって、現地人が気持ちよくなるように作るのが基本だと思うんですが、脚本家自らがtwitter住民を煽って火をつけて「お前ら気持ち悪いんじゃー」オーラを全開にするあたり、画期的すぎます。
そして、ぶっちゃけると、ツイッターはまだ人数が少ないので、数字にはびくとも。影響しないと思われ…。ツイッターユーザは不買運動ならぬ不視聴運動すべきか!?
『ヤフー・トピックスの作り方』という本が4月16日、光文社新書より出版されました。著者はトピックスの編集責任者である奥村倫弘。あ、この文章を書いている私です。当事者にしか書けないトピックス編集部の1日の紹介や13文字見出しの作り方のノウハウ、私たちの仕事のやりがいと悩みを紹介しています。
また、同じ日に、市ケ谷経済新聞の編集長である菅野夕霧さんが執筆された『ヤフートピックスを狙え』という本が新潮新書から出版されました。つまり、同じ日にヤフー・トピックスの本が2冊も出版されているのです。
市ケ谷経済新聞さんは、ヤフー・ニュースに記事を提供してくださっている報道機関の一つで、こちらは話題作りをテーマにした著書。過去2年間のヤフートピックス掲載事例と傾向を丹念に調べあげた内容となっています。話題づくりを狙うマーケッターや企業広報のみなさんにおすすめかもしれません。