私がこの本を書いた最大の目的は、「若手ビジネスパーソンが職場で上司との人間関係に悩まない処方箋をつくろう」と思ったからです。悩んでも、いきなり会社やめないでちょっと工夫してみるのが吉かと。それでだめなら異動なりやめたらいいし。
特に最近は最近は手紙やメールで職場の上司との関係に悩む相談をよくいただきます。精神的につらい状態になった悩みをお聞きする機会も少なくありません。それだけ真剣に上司との関係が難しいのかと痛感する一方で、もっと肩の力を抜いてあげることがいいのではないかと思い「攻略本」のような気軽にお読みいただける要素を加えて楽しく実践いただけるように工夫してみたつもりです。
本書では、まず写真をどう撮るかを考える基礎となる構図、照明、露出などの事項と、カメラ、レンズ、フィルムその他の撮影に必要な機材について解説する。
デジタル写真についても触れている。
続いて、風景写真や人物写真、水中撮影や航空撮影など、さまざまな状況での撮影について述べる。
「ナショナルジオグラフィック」誌で活躍する経験豊富な写真家たちにも、撮影の秘訣を明かしてもらった。
一貫性のある取り組みをすることや、生涯の撮影テーマを定めること
(サム・エイベル)
多くの写真に欠けている唯一最大の要素は、光に対する感覚だと私は思う。音楽に対する感性が時とともに養われるのと同じように、写真における光に対する感覚も、経験によって研ぎすまされていくものだろう。
(アニー・グリフィス・ベルト)
熱意ある写真家は努力を惜しまない。
調査し、質問し、早起きし、遅くまで外で過ごす。
そして目ざとさと好奇心をもって、カメラを手に、何かが起こる瞬間を待ちかまえるのだ。
(ジェームス・L・スタンフィールド)
「幸運に恵まれるかどうかは、自分の努力次第だからね。しかるべき被写体を、しかるべきタイミングで、しかるべき場所と光の状態で撮るには、事前の調査が肝心だ。」
「何かが起こる瞬間にそこにいることが大切なんだ。」
(マイケル・ヤマシタ)
写真を撮るのは、解きかたが無限にあるジグソーパズルを組み立てる作業に似ている。
(ウィリアム・アルバート・アラード)