2008/06/27
『英語コーパスと言語教育:データとしてのテクスト』(大修館書店)
を出版しました。7月上旬配本予定です。
この本は受託開発という仕事を全部自分でできるようになるための一人でできるもん!を目指す感じです。
手ほどきです。(p.19)
私もかつては「ついてない」という言葉を連発していました。ツイてる!ポジティブ!前向き!
しかし、この言葉を発するたびに自分がますますついていない気分になって
イライラすることに気がつきました。自分ではなく、ほかの誰かのせいにしても
何も解決しないのです。最近はこの言葉を封印すべく努力しています。
おかげでトラブルが発生しても冷静に対応できるようになった気がしています。
(p.146)
松下とソニーが、専用端末を使った電子書籍から事実上撤退した。
端末が高すぎたりコンテンツが少なすぎるといった問題が改善されないうちに、
携帯電話向け電子書籍市場が成長。専用端末の“居場所”がなくなっていた。
031018
携帯電話で小説。若者に流行っているらしい。
電子書籍は PDA の普及があまりすすんでないので携帯電話に期待、とのこと。
バックライトがあるので寝る前に読むのに便利との意見も。なるほど。
星新一のショートショートが読めたりするそうな。携帯向きかもね。
「我々は本を開発した。本に検索機能はない。という開発者の言葉[2003-09-16-2]がみつかりました。
だから、ΣBookにも検索機能はつかない」
パソコンを持っていない人が、iPhoneを買ってしまったら、
「iPhone買ったけれどさ、これまでの携帯からのアドレス帳の
転送もできないし[←想像]、全部、自分で打ち込み直さなきゃならなくて、
しかも、キーボード小さいから打ち込みにくいのなんのって...」
という意見がそこかしこに書き込まれてしまい、
せっかく築いた「顧客満足度90%」が、ガタガタと音を立てて崩れていくことになる。
iPhoneも、とりあえずは世界の1%。
パソコンを持っている人だけを対象にした満足度90%の携帯であって、
すべての人を対象にした、満足度50%の携帯ではないのだ。
ここはソフトバンクモバイルの方も、再春館製薬所よろしく、
お客様が納得してからしか売らない、スタンスを貫いて欲しい。
(そもそもソフトバンクは、パソコンを持っていない人用にも、
「インターネットマシン」をはじめ、
かなり満足してもらえる端末を揃えているはずだ)。