昔懐かしい「テガッキー」みたいな手描きインタフェースも復活し、で、ケータイに手書きするにはスタイラスが必要。
「手描きメッセージのあたたさか」が受けて一部で流行る。
本書は「自分探し」を絶賛したり、「タイアップの歌謡史」[2007-01-13-5]と同様に、
あるいは愚かな行為としていきなり軽蔑するのではなく、
個々の事例を眺め、
社会や文化に「自分探し」がいかに浸透しているのかを分析する。
(p.5)
筆者は自己啓発セミナーや海外放浪など安易にポジティブ・シンキングにいやー、まったくです。
逃げ込む姿勢を批判してきたが、ポジティブ・シンキングそのものを
否定しているわけではない。むしろ、こういう世の中を生きるために
欠かせない武器こそ、「自分探し」に振り回されず、
前向きに生きる姿勢であると信じている。(p.213)