「大組織のプロ」を目指すのか、「吸収できることをすべて吸収してやめる」か。そういえば本書はこの年代向けの本だと思いました。
いずれにせよどちらかの覚悟を固めて「三十歳から四十五歳」という難しくも大切な時期を、キャリアに自覚的に過ごすことが重要である。
(p.194)
「大事なのは、「自分はこれをやりたい」というものを見つけること。ふわふわ〜♪
それが人生でいちばん大切なことです。もちろん、簡単ではない。
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良くないのは、見つける努力をしないでフワフワ生きていること。
それが一番困る」(「フォーサイト」誌、2007年3月号)
「こうすれば成長できるかもしれない機会」という可能性は、スモールビジネス・オーナーにとってそれほど重要な要素ではないのである。なるほど、納得。