そんなわけで、本書を書くにあたっての立場はとてもはっきりしている。その足場となっているのは次のような考え方だ。
インセンティブは現代の日常の鍵である。そして、インセンティブを理解することが--おうおうにして壊してしまうことにもなるけど--凶悪犯罪からスポーツの八百長、出会い系サイトまで、どんな問題もほとんど解決できる鍵になる。 (p.16)
本は本当は、知恵をくれるものじゃなくて知恵を映すものなのだ。(p.220)原因と結果を混同しないようにしないとね。ひー。(わざと混同してみるのも好きだけどね)。
競馬をやるなら香港がいい、世界中で、競馬で大金持ちになったという人がいるのはあそこぐらいだ、きっとなにか、ギャンブラーが利用できる統計的な歪みがあるんだろう
(p.278)
酔っ払い運転がどれぐらい危ないものかデータで検証し、適正な罰金は8000ドルだとか、サッカーのペナルティ・キックで一番いいのはど真ん中に蹴りこむことだとか
(p.279)
term/keyswap.el が obsolete 行きになったので、
C-h と DEL を入れ替えている場合は、要注意です。
となっていたのを、;; C-h と Del の入れ替え ;; Help が Shift + Ctrl + h および Del に割当てられ、 ;; 前一文字削除が Ctrl + h に割当てられます (load-library "term/keyswap") (if (eq window-system 'x) (progn (define-key function-key-map [delete] [8]) (put 'delete 'ascii-character 8)))
にした。(keyboard-translate ?\C-h ?\C-?)