小泉首相は、「今回の堀江氏の問題で株が上がったり下がったりしているが、株を買う人はやはり自己責任で買わなければならない、ということをしっかりと考えておかないといけない」[...]
さらに、「ある程度リスクを取って投資するという人がどんどん出るということはいいことだ。しかしあくまでも人のせいにしないで、自分の責任だと思って、株を買うときはそういう気構えで投資しなければいけないと思っていただきたい」と株式投資の基本を語った。
居心地はいいが、厳しさや緊張感のない「ぬるま湯」と表されるような職場環境。その状態に浸かりきると、意欲も技術力も落ちて、3年後エンジニアとして致命的な事態になる可能性も。あなたの職場に潜む危険度をチェックしてみよう。
しかし「石」をふるいよけて「玉」を見出す技術が進化してくるのを目のあたりにして、いまや「玉」のほうと向き合わざるを得なくなった。「石」を「石」だと言うことは簡単でも、「玉」を「玉でない」と言うのは苦しい。
(p.147)
日本という国は「いったん属した組織を一度も辞めたことのない人たち」ばかりで支配されている国であるという再発見をした。(p.233)
これから日本は、大組織中心の高度成長型モデルではない新しい社会構造に変化していき、私たち一人一人は、過去とは全く違う「個と組織との関係」を模索しなければならない。そういうことを感知するセンスのいい若い人たちに、「組織を一度も辞めたことのない」エスタブリッシュメント層の言葉は、むなしく響くばかりなのではないだろうか。(p.234)