彼の星には1本のプライドが高く、気むずかしいバラの花が咲いていて、
王子さまは、彼女を愛しながらも、彼女のわがままぶりに疲れ、星から逃
げ出してしまったのだった。
王子さまは言います。「だれかが、なん百万もの星のどれかに咲いてい
る、たった一輪の花がすきだったら、その人は、そのたくさんの星をなが
めるだけで、しあわせになれるんだ。そして、<ぼくのすきな花が、どこ
かにある>と思っているんだ。」
私は悪いデザインを見つけるための経験則を持っている。注意書きの貼り紙を探すことだ。使い方を書いた貼り紙を見たときはいつも、そこがへたにデザインされた部分なのである。(p.27)
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彼は突然、テーブルの上に紙を取り出してグラフを書き始めた。それがこのようなグラフ。
そして続けた。
「学校の成績がオール5の奴と成績が凸凹の奴がいるだろう。そいつをこ
んな風にグラフにして、こうやって線を引っ張るわけ。でその線を伸ばし
てみるとね。凸凹の奴の方が長いのよ。落差が大きいほうが面白いんだ」
勿論、この線一本で全てを語ることは出来ないが、人の成長の過程で、勉そもそも、「体育」や「家庭科」も5の「オール5」の人は部屋にこもって
強だけでなく人から学ぶことは非常に多い。人と接することを避け、部屋
にこもりがむしゃらに勉強し、トップの成績をとっても社会では1人では
生きてはいけない。
彼の言葉の「落差」とは、心の振幅であるように思う。人と接し、喜び、
悩み、悲しみ、そして楽しむ事を通じて、人が成長することは間違いない。
昔の人は良い事を言ったもだ。「よく遊び、よく学べ」