デイ・トレーディングは家庭をカジノ化すると考えている。(p.17)
絶望のどん底で売ると、いつだって安値で売ってしまう。(p.28)
何も知らないわかりにくい会社への投資のほうが安心していられるような
変な投資家心理がある。(p.41)
ウォール街の不文律に、「顧客の金をIBMで損しても、絶対に職を失い
はしない」というのがある。(p,64)
株が賢明かつ適切な投資手段になるのは、実は最もそうは思われていない
時期、ということになる。(p.82)
ところが、家を買うためには何ヶ月もかけるのに、えてして株式投資は数
分間で決めてしまう。(p.89)
調査なしの投資は、カードを見ずにポーカーをするようなものだ。(p.119)
私が何より避けたいのは、超人気産業のなかの超人気会社である。(p.169)
「情報源が神秘的であればあるほど、その教えは説得力を持つ」(p.208)
話すことすら馬鹿馬鹿しく思えるのだが、私の仲間の投資家で、
毎日“ニューヨーク市場で10倍になった株”を探し出しては、
持っていなかったために儲け損なった金額を計算して、
悩んでいる人がいる。(p.310)