そこからアンデス山脈を下るとペルーだが、湖の付近のある農家に立ち寄っホラーですよ。私なら逃げ出すよ。で、これはヒルを食べた後だった、と
た。小学校の五〜六年生ぐらいの子供たちが家の外に出てにぎやかに歓迎
してくれたのだが、よく見ると、その子たちの口のまわりが鮮血だらけだっ
た。これはびっくりした。
実は、この地方では貴重なタンパク資源として食料としているのだ。先ほどの子供の食べたのは半熟状態だったようだ、とのこと。
[...]まずボイルする。ふつう熱を加えたら、ヒルの体などは割れてしま
うが、このヒルはとても伸びるので、破れず、牛血のタンパク質はその中
で固まってゆで卵のようになる。