問題 | 正解数 | 問題 | 正解数 | 問題 | 正解数 |
01-05 | 5 | 31-35 | 5 | 61-65 | 3 |
06-10 | 4 | 36-40 | 4 | 66-70 | 3 |
11-15 | 3 | 41-45 | 5 | ||
計(1) | 12 | 計(3) | 14 | 計(5) | 6 |
16-20 | 4 | 46-50 | 5 | 71-75 | 4 |
21-25 | 2 | 51-55 | 5 | 76-80 | 5 |
26-30 | 1 | 56-60 | 3 | ||
計(2) | 7 | 計(4) | 13 | 計(6) | 9 |
象徴的に言えば、村上龍の『13歳のハローワーク』を読んで、そうだ、自分が本当に好きなことを見つけて、それを仕事にしようと真に受けて自分探しを始めた若者は、結果としていつまでもフリーターを続けて30歳になっても低所得に甘んじ、低階層に固定化されていく危険性が高いかもしれないということである。 (p.160)
ただ、問題があるとしてたら、学校にも学校以外にも自己能力感を覚えない高校生が、とりあえず学校で勉強しておこうと思わず、学校以外の趣味やサブカルチャーに見果てぬ夢を見続けることであろう。能力がないのに夢だけ見ていて、いつまでも夢から覚めないのは確かに問題だ。 (p.166)自分らしさ志向、家族個性尊重志向、は下流で支持される傾向があるそうです。
ちなみに「百ます計算」で有名になった陰山英男は、実は「百ます計算」だけで学力を向上させたのではないという。では何をしたかというと、「早寝、早起き、朝ごはん」を習慣づけたのである。そういう生活の基本から教えないと、下流化した現代の親は、夜の10時過ぎに子供を連れて居酒屋やカラオケに行ってしまう。これではゆとり教育でなくても学力が下がるのは当然であろう。 (p.177)
今やパソコンは接続料さえ払えば何でも手に入る最も安い娯楽となっており、低階層の男性の最も好むものになっているようである。 (p.179)統計によると、趣味がパソコン・インターネットの人は「下」の層に行くほど多いそうな…。(若い世代で)