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古事記は大和朝廷の基盤が強固になったとき、みずからの血筋がいかにとのことなので、あーだらこーだら想像しながら読むってのは楽しい!
正統なものか、後追いの形で作成されたものである。 (p.146)
古事記は物語と歴史が渾然と入り混んでいた時代の産物であり、民族の、
かけがえのない財産であることは疑いないが、歴史そのものではない。
[...]
だから読者賢諸は、
──私たちの祖先は、こんなお話を自分たちの拠りどころとしていたのか──
おおらかな心で接していただきたいと願っている。 (p.283)
「吾は悪事も一言 善事も一言 言い離つ神 葛城の一言主の大神なり」一齣漫画みたいなものですかねえ。
と颯爽と古代律令国家の表舞台に登場し、すべての事象を「一言(ワンフ
レーズ)」で断罪することができた一言主神