世の中おかしな分析だらけ。(Kindle版:ナンバーセンス)
- レストランの集客にクーポンは役立つ?
- 失業率の増減を実感できないのはなぜ?
- ダイエットできるかどうかは統計次第?
その統計を信じるな!
大学ランキング、肥満、クーポン、失業率、フットボール、物価……。
身近なエピソードを題材に、複雑な統計をやさしく“解きほぐす"。
どれが正しい分析で、どれが間違った分析なのか。
ビッグデータ時代に必須の統計リテラシーは、誰にでも身につけられる。
私の考えるビッグデータは、業界の基準より範囲が広い。肝心なのはデータが増えていることではなく、データの「分析」が増えていることだ。
ビッグデータ時代の真の原動力は、データの量ではなく有用性だ。
ビッグデータの時代には、より多くの分析が生まれると同時に、問題のある分析も多くなる。専門家や数字の天才と言えども完ぺきはありえない。そして問題のあるデータは、よからぬ輩が悪意をもってあおるだけでなく、善意のアナリストも騙されかねない。データがあふれるこの世界で、消費者はことさら数字を見抜く力を磨かなければならないのだ。
(p.18)
ビッグデータは現実であり、今後も多大な影響を及ぼすだろう。少なくとも、私たちの誰もがデータ分析を消費している。だからこそ、より賢い消費者にならなければならない。そのためには統計のリテラシー、すなわち「ナンバーセンス」が必要なのだ。
(p.26)
問題のあるデータやアナリストを見たときに、何かが違うと感じる。それがナンバーセンスだ。
私がデータ分析の専門家に求める第一の資質は、ナンバーセンスだ。ナンバーセンスがあるかないかで、単に優秀なアナリストか、それとも真の才能あるアナリストなのかが決まる。
(p.27)
ナンバーセンスを育む最善の方法は、統計の現場に出て学ぶことだ。
この本が、そのきっかけになってほしいと願っている。最近注目されている統計の話題に疑問を投げかけ、整合性を確認し、データによる定量的な説明を試み、ときには関連するデータを入手して分析しながら、それぞれの主張を検証していく。
クリス・アンダーソンは2008年に、「十分な量のデータがあれば、数字がおのずとかたりだす」と言った。誰もあえて口にしないが、相関関係のモデルが導き出した予測の大半は間違っている。[...]ビッグデータの到来は、理論の終焉ではない。
(p.167)
「遊びの再発明展」
9月14日(水)~11月13日(日)
1560年頃、ブリューゲルという人が描いた「子供の遊戯」という絵には90もの遊びが描かれています。今回は、デジタル技術を使ってみなさんの生活を便利にしているエンジニアのみなさんと一緒に絵の中の遊び×デジタルで新しい遊びを再発明しました。遊んで体験して、遊びの魅力を発見してみましょう!そして自分でも遊びの再発明に挑戦してみましょう!
企画制作:NPO法人CANVAS
さまざまな機能を持ったブロック形状の "MESHタグ" を
"MESHアプリ" でつなげることにより、
あなたの「あったらいいな」を実現できる
それがMESHです。
難しいプログラミングや電子工作の知識は必要ありません。
IoT(モノ・コトのインターネット化)を活用した仕組みも簡単に実現します。