開発プロジェクトで技術よりも何よりも大事なもの——それは「人」。一人一人の人格の尊重、頭を使う人間にふさわしいオフィス、人材の選び方・育て方、結束したチームがもたらす効果、仕事は楽しくあるべきもの、仕事を生み出す組織づくり、という6つの視点から「人」を中心としたプロジェクト開発の大切をユーモラスに語っている。1987年の初版発行以来、多くのソフトウエア・エンジニアの共感を呼んだ名著の改訂第3版。
企業で働いている人びとは、いつも何か手を動かしていなければ仕事をした気にならない、という考えにとりつかれている。その証拠に、頭を使わなければならない計画立案、新技術の調査、研修、読書、見積もり、予算、スケジュール作成、人の割り当て、といったその他の仕事を全部合わせても、会社で仕事をしている時間のうち、たった5%しか使っていない。
遅れの原因限りなし つける薬はなにもなし
意外なことに、残業の真の目的は、仕事の量をこなすことよりも品質向上のためなのだ。(略) まともな仕事をするには、朝早くオフィスに来るか、夜遅くまで残っているか、あるいは会社の喧騒を避けて一日中自宅にこもるしかない。
オフィスの騒音が仕事にならない程ひどくなると、みんなが静かな場所を見つけて雲隠れする。会議室を予約して中にこもったり、図書館へ足をむけたり、はては、コーヒーを飲みに行くと出かけたまま戻らなかったりという具合だ。(略) ただ、仕事に集中するために身を隠すのである。
机の前に何時間座っていたかはどうでもいいことで、全神経を集中して仕事に取り組んだ時間が重要なのだ。
電話はかけて迷惑、かかって迷惑ということだ。困ったことに電話の弊害にはみんな慣れてしまい、誰も気にしなくなってしまった。極端にひどい場合だけ、何かがおかしいと感じる程度なのである。
...ソフトウェア開発部門では電話のベルがうるさくて仕事に没頭できないことがわかった。そこで、スイッチOFFやティッシュペーパー作戦など電話のベル対策をアドバイスした。(略) ことの本質は、単に新しい装置を導入すればよいのではなく、意識改革をすることなのである。しっかりと頭の中に叩き込んでほしいのは、かかってきた電話のすべてに対応しなくても、全く何の問題もないということだ。それともう1つは、会社での自分の時間(もちろん量だけでなく質もあるが)をもっとだいじにすることである。
重役会が利益の大幅な増加について盛んに燃え上がっているのに、平社員にとって増益などほんのつまらないものでしかない。
研究者に勝手に研究をやらせるという考えは、あるコピー機会社であったように逆効果をもたらすことがよくある。その会社にいた優秀な研究員は、自分達がパロアルト研究センターで考えたアイデアを、会社が一向に商品化する気がないとわかって、会社をやめた。
アメリカは訴訟大国というのは、国民がみんな訴訟好きだということかと思っていたけれど、ちがうんだねー。訴訟しないから損害賠償! その発想はなかった。起訴しないとそれを理由に起訴される。
子供が園でお漏らししてビニール袋に入れられて帰ってきた服に使うと良さそう(アンモニアが発酵したようなニオイがする)。
- 原産国:日本
- 内容量:500ml (スプレー回数 約700回分)
- 商品サイズ (幅×奥行×高さ) : 約70×85×高さ230mm
- アンモニア・おしっこのニオイ(尿臭)に優れた効果を発揮します。
- 食品添加物を主原料とし、無香料ですので安全安心して使用出来ます。
開発プロジェクトで技術よりも何よりも大事なもの——それは「人」。一人一人の人格の尊重、頭を使う人間にふさわしいオフィス、人材の選び方・育て方、結束したチームがもたらす効果、仕事は楽しくあるべきもの、仕事を生み出す組織づくり、という6つの視点から「人」を中心としたプロジェクト開発の大切をユーモラスに語っている。1987年の初版発行以来、多くのソフトウエア・エンジニアの共感を呼んだ名著の改訂第3版。私が昔読んだときに書いた読書メモもどうぞ。
第3版では、時代の変化に対応し、以下の章が追加された。「リーダーシップについて話そう」、「他者とうまくやっていく」、「幼年期の終わり」、「リスクとダンスを」、「会議、ひとりごと、対話」、「E(悪い)メール」。
「IMAGINATION LAB. ~イマジネーション ラボ~」
4月13日(水)~6月5日(日)
化粧品のテクノロジーが体験できる、出張ラボが登場!資生堂の研究所からやってきた本物の実験アイテムと、テクノロジーを楽しく紹介する映像展示で、落ちない口紅の仕掛け、時を超えてよみがえった古代の香り、光をあやつるファンデーションの秘密など、美と科学のイマジネーションあふれる化粧品の世界をご案内します。
企画制作:株式会社 資生堂