何の為に子育てをするのでしょうか?
お子さんに、どんな風になってほしいのでしょうか?
子育てにおける父親の役割をご存知ですか?
お父さんが自覚していなくても、お母さんは子育てに少なからず悩みを抱えています。
お父さんが子育ての大変さを知り、お母さんと子育てに対する意識や考え方を共有することができれば、お子さんの将来に良い影響を与えます。
忙しいお父さん、子育て悩むお母さんは、ぜひ本書で子育ての考え方を再確認してみてください。
お母さんは一度NOを言ったら、そのNOを貫いてほしいのです。 NOを貫くと、当然子どもはさらに泣きわめくでしょう。でもそこでお母さんが折れたり強制的に終わらせないでください。 どんなに泣きわめいても、子どもは必ず落ち着きます。1時間かかるかもしれません。2時間かかるかもしれません。でも必ず子どもは落ち着きます。
それまでじっと待っていてほしいのです。交換条件を提案するのではありません。なだめたりするのでもありません。怒って強制的に辞めさせるのでもありません。 親は何もせず、子どもが自分から落ち着けるのを待つのです。 そして、子どもが落ち着いて冷静になった時、満面の笑みでこう言ってください。 「自分で落ち着けたんだね。偉かったね♪」って。 私はこれを「NOの徹底」と言っていますが、この「NOの徹底」は、間違いなく「否定」です。ですからNOを徹底して終わるのではいけません。必ず最後にこうやって褒める事がとても重要なんです。とりあえず、一つ小さなワガママをやめさせることができました(まあもとはといえば私が甘やかしていたやつなんだけどね)。これを励みに少しずつやっていこうと思います。
第1章 子育てって何だろう?
・子育てをどう捉えていますか?
・子どもたちは子育ていかんでいかようにも変化する
・子どもたちはすでに「種」を持って生まれてきている
・親がせっかくの芽を摘んでしまう場合
・子どもたちの問題は「不安」から発生する
・お母さんのイライラの原因
・巷のアドバイスは正しいの?
・「認める」「褒める」が問題を解決する
・子育て特有の欠けてはいけない事
・子どもは10歳を期に変化する
・子どもは失敗から多くの事を学ぶ
第2章 楽しく子育てをするにはコツがある
・ものすごく簡単なたった2つのコツ
・私たちは「良い事」「いけない事」に分けて考えようとする。
・兄弟ゲンカ、これっていけない事?
・ぐずり、癇癪、これっていけない事?
・気持ちをコントロールする力を身につける
・子育てに自信が持てない
第3章 お父さんの協力が素敵な家庭を築きあげる
・お母さんとは違うスタンスで
・お母さんの体験をしてみてください♪
・たった一言でもいい。労いと感謝を
・話し相手になるだけでも違うんです
・ケンカは子どもが見えない場所で
・子育てって、面白い!
・男性ならではの役目
・あなたの組織で「認める」「褒める」「包む」を活かしましょう