今までの多くの時間管理の本と、この本の違いは以下の三点です。ということで、本書はこれをベースに進んでいきます。
特徴1--原理原則とテクニックをバランスよく配置している
特徴2--「やること」ではなく「やらないこと」を重視している
特徴3--結果を定量化し、効果測定する
(p.17)
時間管理のポイントは、いかに、「浪費」や「空費」にあてている時間をあたりまえのことですがメモ。
「投資」に回して、その結果を意味のある「消費」につなげるか、
ということです。 (p.9)
しかし、安心してください。ということでちょっと安心!
ダイエットには「摂取カロリーを消費カロリーよりも小さくする」
という大原則があるように、時間管理にも大原則があります。いろいろな
バリエーションはあるにせよ、原則を守れば成果を得ることができます。
(p.34)
(1) 時間をつくるためには、あらゆる面の投資を惜しまない
(2) 単位時間あたりの成果に、固執する
(3) 必要以上に「いい人」にならない
(4) やりたくて、得意で、もうかることを優先する
(5) スケジュールはゆったりわがままに設定する
たとえば、私の携帯電話は、親しい人の間では「つながらずの携帯電話」自分で時間をコントロールできないから、というのが理由
として有名です。なぜでしょうか。それはあえて使っていないためです。
本当のところ、飲み会の一つや二つ断ったとしても、相手はそんなに断っても不義理に見えない方法:
気にしないものです。あなたがいなくても、会にはほとんど影響ありません。
世の中の人は、自分が気にするほどには気にしていないのです。
これは少し高等テクニックですが、断っても不義理に見えない方法の一つうーむ、高等テクニックです。勇気が必要か。
として、「忙しい人だと思ってもらう」という方法があります。そうすると、
誘う側も、そういう「忙しい人にとっても価値があるもの」だけに
誘うようになります。
悩んでいる商品が三万円だとします。稼げる人にとっては、
万一その商品が外れでムダになったとしても、悩む暇があったら、
さっさと買ってしまって、その分、別の時間の投資をして三万円を
回収しようと考えます。
時間管理が上手な人は、お金の使い方も上手です。10万円を超す投資は境目の金額はそんなに高くはないですが(桁が違う…)、
それなりに悩むでしょうが、数千〜数万円の投資であれば、
時給換算すると悩むほうが損だからです。
悩んでいる時間の問題は、何もアウトプットが出ないことです。これはまさにその通りですねえ。