あなたが技術者でない限り、「あちら側」のシステムを支えるテクノロジーの話などを深く知る必要はない。昨今、バズワードを「解説」しようと、タイトルに「Web2.0」と冠した本が数多く出版されているが、その内容は技術やインターネットの閉じられた世界の話が多い。しかし、大事なのは技術そのものの進化ではなく、その進化が実際に人間の行動を変えることだ。だから、Web2.0の本質を知るためにはまず、「2.0的」といわれるサービスをとことん使い込んでみることをお勧めしたい。 (p.13)共感です。この本の趣旨としてはまさにそう。
昨年12月より提供してきました次世代型ブログ検索実験BLOGRANGERは、6/16日をもちまして一旦活動を休止させていただきました。
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今後は、実験期間に得られた知見を元に、gooサービスの一部として実現していくとともに、 BLOGRANGERもさらなる修行を積みパワーアップして皆様の前にカムバックしたいと考えております。
ここでの「シンプルにする」というのは、「わかりやすく単純に生きよう」ということです。余計なものを身につけず、本来の姿に立ち返ろうということなのです。(p.12)
タイトルが示す通り、これは「人生を単純にするアイデア」の本です。ただ、ここで付け加えておきたいのは、この場合「シンプルにする」というのは単にモノだけではなく、「あらゆる意味で余分なもの」を整理することだということです。(訳者あとがき)物、お金、時間、健康、人間関係、パートナー、あなた自身、という章立てで、各章それらをシンプルにするTipsが紹介・解説されています。
物は少なく。お金は多く。わかっているという思い込みを捨てよう、という文脈で出てきた、ちょっと考えされられた話:
息子が、母親の誕生日にオペラに招待しました。子供のころによく行っていたのを覚えていたからです。ところが母親は喜びませんでした。彼女は、夫につき合って、仕方なく行っていたからです。(p.155)
本書では、これらの基本的なデバッグ機能を実現するためのアルゴリズムや、OS の API、プロセッサの機能について詳しく解説されています。コンパイラの最適化がデバッガに与える影響や、マルチスレッド対応のデバッガといった比較的高度な話題も扱っています。確かにそうだよな。理解して使うとかなり違うだろうなあ。
自分でデバッガを実装することはほとんどないと思いますが、デバッガがどのように動いているかを理解することは、デバッガを使う上で役立ちそうです。