たつをの ChangeLog : 2011-12-07

明治ステップ(850g缶)から放射性物質が検出されたそうです。

検出されたのは賞味期限が2012年10月4日、21日、22日、24日のもので、この日付または近い日付の製品を交換するとのこと。

検出値は22~31Bq/kgと微量。いろいろ議論がある暫定規制値(200Bq/kg)よりもかなり下です。

- 重要なお知らせ|企業情報|株式会社 明治
http://www.meiji.co.jp/notice/2011/detail/20111206.html

うちの子はまさにステップを飲んでいますが、今まで飲んだのでは該当するのはなさそう。しかし賞味期限2012.10.23の未開封のが1缶ありました。というわけで、交換予定です。

粉ミルク

なにはともあれ、タイミング的にフォローアップミルクはそろそろ終了な月齢なので、今開いてる缶(震災前製造)が空になったら牛乳に移行しようとは思っています。

ざっくりリスク試算


ステップの放射線は多くて約31Bq/kg。1缶850gなので26Bq。

うちでは毎食80ml x 3回で25日くらいで空になるので1缶でだいたい6L飲んでることに。1kg≒1Lだと考えると26/6≒4、つまり飲む状態では4Bq/L。

牛乳の基準はEUで200Bq/L、ベラルーシで100Bq/L。日本で100Bq/L超えが出ることのある牛乳よりも粉ミルクの方が低リスクかも。

まあ最近は期間がたってから牛乳にもあまり出てないかな。むしろ震災時期のを詰めちゃったのが問題になってるわけで、直近の新鮮な牛乳の方がリスク低いかも。

原発由来の放射線との戦いはこの先何年も続いていきます。「検出された」というだけの情報に踊らされることなく、「どのくらいの量なのか」「どのくらい影響があるのか」をきちんと調べて判断していく必要があります。落ち着いて行きましょう。

懸念


放射性物質の混入を今まで未チェックだったのはまったくもってダメだけど、調べた結果暫定基準値以下ながらもきちんと公開したのは評価できると思います。

今回のことで不買運動など明治が必要以上に非難されると、食品関連各社は今後「暫定規制値以下の放射性物質が検出されても公表しない方がベター」という考えになってしまうので我々消費者として嬉しくないです。

同じ非難でも「ちゃんと早い段階で調べろ!」と「ぶっつぶせ!」は雲泥の差。

参考


今回の記事のドラフトを書いたあとに見つけたページ。私の計算結果4Bq/kgと一致。なおうちの子は毎朝バナナ1/4個食べています。

- 粉ミルクからセシウム (小平だより)
http://blog.goo.ne.jp/sakurahanamizuki/e/81a1c25c59a676fd4d61572bf3f13022
今回のミルクを毎日400mlずつ90日間飲み続けたとして合計2.736マイクロシーベルトです。同じように90日間、バナナを1/4個食べたとしたら合計2.25マイクロシーベルトです。

みんなーーー!
12月10日(土)は皆既月食ですよーーー!

21:45ごろから欠け始めるみたい。23時台にはは見慣れない赤っぽい月が見られるはずです。天気が良いといいなあ。

国立天文台のサイトよりタイムスケジュール:
時刻経過
21時25分以前半影食の始まり以前から半影食
21時26分~21時45分半影食の終わり頃
21時46分~22時25分部分月食の前半
22時26分~23時05分 同   後半
23時06分~23時23分皆既月食の始まり頃
23時24分~23時40分 同   中頃
23時41分~23時58分 同   終わり頃
23時59分~00時38分部分月食の前半
00時39分~01時18分 同   後半
01時19分~01時38分半影食の始まり頃
01時39分以降半影食から半影食の終わり以降

- 12月10日夜、皆既月食を観察しよう -2011年12月10日夜、全国で好条件の皆既月食- (国立天文台)
http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20111210/index.html
まん丸い月が、突然欠け始め、やがて赤黒く輝く。そして再び月は丸い姿に戻っていく。一夜のうちにこのような変化が見られる、とても不思議な現象が「皆既月食」です。
皆既月食は、地球の影の中に月がすっぽりと入ることで起こる現象です。12月10日の夜には、日本全国で、この皆既月食を始まりから終わりまで見ることができます。このように条件よく観察できる皆既月食は2000年7月16日以来のことです。
- 【特集】2011年12月10日 皆既月食 (AstroArts)
http://www.astroarts.co.jp/special/20111210lunar_eclipse/index-j.shtml
今回の皆既月食では、始まりから終わりまでの全過程を日本全国で見ることができます。全国的に月食中の地平高度は高く、最高の条件で見られます。

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