たつをの ChangeLog : 2009-01-02

父方の祖父・祖母の一家が台湾にいたときの話。
祖父はライカで子供たちなどいろいろな写真を撮っていたらしい(なお、祖父は私が生まれる前に亡くなっている)。
現像は自分でやっていて、手が荒れたりしてたそうな。

- Wikipedia: ライカ

時代的にたぶんライカIIかIIIかな。

で、そのカメラは戦後台湾から引き上げる前に、ガレージセールで売ってしまった。
なぜなら、日本人は財産没収があり、カメラのような高価な物は当然没収されちゃうから。
アメリカ兵がお買い得価格で買っていったそうな。
大量のフィルムは日本へ持ち帰ることができたそうなのだが、その後ダメにしてしまったらしく現在は残っていない。
残っていれば、戦前の貴重な写真となったかも。
なお、戦中は祖父は軍隊に行っていたのでそもそも写真は無い。

ついでにいろいろ読んだのでリンクだけ:
- Wikipedia: ゼンザブロニカ
-- ゼンザブロニカ
http://nikomat.org/priv/camera/mednikkor/bronica/bronica.html
- Wikipedia: ハッセルブラッド
- Wikipedia: ツァイス・イコン
- Wikipedia: レンジファインダーカメラ
- Wikipedia: 中判カメラ
- Wikipedia: 大判カメラ

ref.
- [を] 李登輝「日本人の精神」[2006-11-23-4]
- 台湾-四百年の歴史と展望 (岩波新書)

毎年恒例の「ツイてる!ポッドキャスト」。
昨日[2009-01-01-3]に引き続きの二日目です。
橋本大也さん、聖幸さんと三人でしゃべっています。

二日目のテーマは「2008年に使ってよかったモノ」。
持ち寄ったガジェットについて語ります。
私はポメラとメディアパスとデジタル一眼レフカメラを解説しました。

- [を] ポメラが届きました!超快適!そしてポメラレビュー[2008-11-16-3]
- [を] MEDIA PASS! で CD をコンパクトに収納![2007-08-18-2]
- [を] デジタル一眼レフカメラを買ってみた[2008-11-26-3]

よろしくおねがいします。
こちらからどうぞー!

- ツイてる!ポッドキャスト新春2009 2日目
  (デジタルハリウッド大学放送部・ポッドキャスト)
  http://blog.dhpodcast.com/article/24965135.html

今回の動画です。
二日目なので、服が変化しているのがポイントです。





ref.
- 新春ポッドキャスト 2日目 「ツイてる!ポッドキャスト新春2009」 (情報考学 Passion For The Future) http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/01/-2-2-1.html
- 新春ポッドキャスト 2日目 「ツイてる!ポッドキャスト新春2009」:[俺100] http://blog.zikokeihatu.com/archives/001441.html


デジタルメモ「ポメラ」 pomera DM10


MEDIA PASS 1枚収容 50枚セット 黒 EDC-CME1-50D


Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X2 レンズキット


引き続き実家で過ごしています。
(ref. [2009-01-01-1])

姪(もうすぐ2歳)に靴下を履かせるの図:
姪に靴下を履かせるの図

逆光でレンズに光が入っちゃったけど、(私から見ての)母と姪。
祖母⇔孫

義理の弟と姪。
散歩

今朝のおせち等。
おせち おせち 甘いワイン コーヒー

夜はチーズフォンデュなど。
正月二日目夕食(チーズフォンデュ) 正月二日目夕食(チーズフォンデュ) 正月二日目夕食(つけあわせ)

カルタなぞしてたら、姪がランダムに札を取っていった。
「まてまてー」と言いながら逃げる。
カルタ まてまてー
この記事に言及しているこのブログ内の記事

酒に謎あり

2009-01-02-4 [BookReview]
「もやしもん」と言えば小泉武夫先生ですが、
その小泉先生によるお酒の話。

小泉武夫 / 酒に謎あり


酒にまつわる、歴史、素材、醸造、道具、文化などを
エッセイの形で分かりやすく紹介!
楽しいです!

過去の文献に載っている酒を
自分の研究室・教室でつくってみたという話はアカデミックで良いですね。
やはり、読むだけじゃなく実践、ということで。

例えば、口噛みの酒。
ご飯などを口でくちゃくちゃかんで、
唾液とともにペッ吐き出しためておくとお酒になるというもの。
古文書では噛み手は女性ということで、
女子学生たちがせっせと噛んで作ってみたところ、
10日でアルコール度数9パーセントの酒ができたとのこと。
女子学生のレポートより:
■感想
 「口噛み」作業は大変である。
 3分間、噛み続けるのも、何か本を読みながらなど、
気を紛らわしながらやらないと結構苦痛となる。
 なおも続けると、頭、特にこめかみに痛みを感じるようになり、
「ああ!これが“こめかみ”なんだ」とこめかみの語源、
由来らしき状態を実体験できる。
 4分間、一生懸命に噛み続けるとほとんどペースト状となり、
もう噛めない。
他にも、平安時代の御酒(トロリとした甘い酒になる)や、
塩を加えて作る「御酒糟」などもつくってますね。

華道、茶道みたいなものとして酒道というのもあったそうな。
足利末期から始まったみたい。酒の場の礼儀も重要!!

「武家飲酒肝要記」(文化二年、1805年)に書かれていた
(現代医学からみても説明がつく)二日酔いがらみの記述:
- 防止:背を丸めず、背筋をのばして正しい姿勢で飲む
- 治癒:正座して深呼吸しながら長唄を歌う
- 宴中、宴後に汁粉、干芋、干柿、羊羹、落雁、甘酒、飴のような甘味

中国の白酒(パイチュウ)の奥深さに感銘を受けました。
あと、吟醸酒のときに40%まで精米する理由もなるほど納得。
火事場の芳香エステル成分ですね。
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