たつをの ChangeLog

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私が運営しているKindleセール情報まとめサイト「キンセリ」ですが、2023年1月18日で7周年となりました。
みなさんのおかげです。
ありがとうございます。

キンセリ 7周年

この1年をふりかえる


ふりかえってみればこの1年(7年目)はかなり手を入れてますね。

自信作はやはり「価格推移グラフ」。データはけっこう溜まっていたんですけど見せ方を試行錯誤してまして、満を持しての登場となりました。バックエンドを増強すれば、Kindle版「keepa」が実現できるのですが、コスパを考えると手を出しにくいなあ。すごく使いたいというわけではないし。

キンセリ kindle本の価格推移グラフ

そして「フィルター」機能。これは私にとってすごく便利な機能です。というか、便利になるように作ってるからね。久しぶりに JavaScript でじっくりプログラミングしました。重ねがけのAND/ORとかロジック混乱して大変でした。あと、ソートライブラリも既存のをやめてキンセリ専用のを書きました。

年末に登場した「モウラー」。価格が下がっているんだけどセールという形にうまくまとめられない作品がけっこうあって、それをどうにかするために作成。結果、私がセールをまとめるときにものすごく参考になっています。なお、今後モウラーからの収益があまり上がらない場合、「EBSAIN」のように一般公開を終了する予定です(内輪サイト化)。

モウラー powered by キンセリ

あと「アダルトセールのゾーニング」を行いました。アダルト作品は「セールのデータはあるんだけどトップページに出すと SEO 的によろしくない」ため、今までは結構な量を捨ててました。ゾーニングすることにより活かせるようになりました。

以下、だいたい時系列なトピックリストです。


事業としての1年ふりかえり


この一年(7年目)のサイトでの売り上げ(紹介料)は6年目とくらべて5%ほど増加しています。なお、5年目から6年目は20%ほどの増加だったのと比べて伸び率が鈍化しています。

PVは前年よりも20%近く減っています。SNSでバズることがないので一見さんが少なくなっているからかと。いつも使ってくださる常連さんが増えているので運営上は問題ないです。PV減って悪目立ちしない分ありがたいです。

まとめると、PVはマイナス、売上伸び率はプラスだけど大幅減少。安定期に入りつつありのかも。ここで手を抜かず気を引き締めていきます。

おわりに


これからの一年についてですが、急激に注目されたりバズったり収益激増とかなさそうです。ということで、手堅くやってきたいと思っています。データを丁寧に整備したり、UIを改善して使いやすくしたり、ソースコードを整理したり。派手なことはなさそうですが、引き続きキンセリを見守っていただけたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします!


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私が運営しているKindleセール情報まとめサイト「キンセリ」ですが、2022年1月18日で6周年を迎えましたよ!
みなさん、ありがとうございます!

キンセリ 6周年

この1年をふりかえる


5年目は大幅リニューアルで大変でしたが、ここ1年(6年目)は特に比較的安定してました。

トピックスとしては、セール情報オンリーのツイアカ作ったことと、キントゥデイ(キンドル新刊情報サイト、キンセリの姉妹サイト)のリニューアルくらいですね。あと Peing で質問受けるようにしたこととか。


サイトでの売り上げ(紹介料)は前の1年とくらべて二割ほど増加しています。
大感謝です。

おわりに


これからの一年についてですが、何が起こるかわからないアマゾン側の動きを注視しつつ、もう少しネット界隈への浸透を進めて行きたいと思っています。
引き続きキンセリをよろしくお願いいたします!


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Kindleセール情報まとめサイト「キンセリ」が2021年1月18日で5周年を迎えました。
みなさん、ありがとうございます!

キンセリ 5周年

この1年をふりかえる


いやー、この1年はほんと大変だった!

夏頃からキンドルストアでのセールの扱いがガラッと変わってしまい、ずっとそれへの対応に追われていました。

これまでセール情報の取得は API 経由で行ってきました。アマゾンサイト内のページは基本的にブラウザノードというものに対応していて、ID (bnid) が割り振られています。ブラウザノードは階層化されていて、親ノードと子ノードを持っています(ない場合もあります)。で、2016年1月、あるブラウザノードの子ノードがキンドルのセールページに対応しているということを「発見」しました。それを API 経由で取得して、その情報を元にキンセリではセール情報を発信してきました。技術的な詳細はKindleの最新セール情報を知るためのオフィシャルな方法[2016-01-18-3]で解説しています。

しかし、2020年の夏頃から得られるセールのノード情報が激減しました。そもそもキンドルストアがセールページを作ること自体を減らした模様。これは困りました。キンセリ存続の危機です。

一方、他の電子書籍ストアでは、相変わらず様々な電書セールが開催されています。そのセールの対象作品をいくつかアマゾンで検索してみると、ちゃんとキンドル版でも割引価格になってたりします。

ということで、キンドルストアが公式にまとめたセール情報(ブラウズノード)の利用を前提とせず、他の電子書籍ストアのセール対象作品のタイトルをコツコツとアマゾンで検索してセール作品リストを作る方法(非公式セール方式)に切り替えました。つまりは、キンセリのシステムをほぼゼロから作り直したわけです。旧方式も一部併用していますが、フルリニューアルに近いです。見た目は大きく変わらずとも、バックエンドはまったく別物。ここ3,4ヶ月はこの作業で終わってしまった感があります。

リニューアル後の大きな変更点は、キンセリ内に個別のセールページを作ったこと。今まではアマゾンへ直接リンクしていましたが、リンク先となるセールページ(ブラウズノード)が無くなったとあっては、結局セール対象作品リストを自サイト内で持つしかないわけで。

しかしこれによりいろいろ良いことが。

  • (1) Twitter などの SNS でセール情報を出しやすくなりました。各セールごとに OGP でサムネイル画像を設定しているので、SNS に投稿したときに以前よりもキャッチーな感じになりまして、リツイートやいいねが増加。
    kindle twitter
  • (2) ウェブ検索ができるようになりました。セールごとに別ページとなっているので、Google のサイト指定検索を使えば、作品名でセールを検索できます(キンセリのトップページに検索窓があります)。例えば「人工知能に関する本のセールがないかな」と思ったら、「人工知能」と入れて検索すれば、関連本が含まれている開催中のキンドルセールが表示されます。また、「そういえば、XXXXXがセールだった気がしたんだけど、なんのセールだったかなあ」などうろ覚えのときも便利です。
    キンセリ 検索
  • (3) ページビューが増えました。リニューアル前後でページビューが約3倍2.5倍になりました。まあ、ページ数が増えたので当たり前なのですが。ちなみにユーザ数は3割増くらい。
    chart 2020 user and pv

もちろん良いことばかりではないです。一番の悪い点は、セールまとめ作業にものすごく時間がかかるようになったこと。支援用のツール(プログラム)を作ったりして工夫していますが、ちょっと厳しい状態です。自分以外の人に作業を手伝ってもらおうにも、まだ手順やツールが流動的すぎて難しいところ。もうしばらく私が手を動かしてタスクやツールを整理・整備する必要があります。夏までにはなんとかけりを付けたいところです。

おわりに


これからの一年についてですが、セールまわりはアマゾン側でもう一波乱ありそうなので余裕を持って慎重に進めていきたいと思います。セールまわりが一段落したら、キンドル新刊情報まわりをいろいろやろうと思っています。一段落するといいなあ。

引き続きキンセリをよろしくお願いいたします!


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Kindleセール情報まとめリストを1時間ごとに更新しているページ「キンセリ」が本日2020年1月18日で4周年を迎えました。
みなさん、ありがとうございます!

キンセリ 4周年

この1年をふりかえる


スタートから軌道に乗るまでの3年間については、昨年の3周年記事(【ありがとう】Kindleセール情報まとめサイト「キンセリ」が3周年![2019-01-18-1])に書きました。
本記事ではそれからの1年を振り返ってみたいと思います。

この1年はというと
  • 前の1年と比べると「ガツンと成長」
  • しかし12ヶ月を通して見ると成長がゆるまって「微成長」
でした。

キンセリ開始から2019年12月までの月間PVのグラフです。
2019年になってからそれまでの急激な右肩上がりがなくなって、緩やかになっています。

chart kinseli pv 2016-2019

キンセリへの流入の大部分はウェブ検索経由です。
この1年は、キンドル関連の重要検索ワードでほぼ1位に表示され続けていたため、SEOでの伸び代は無くなっています。
3周年記事[2019-01-18-1]では「たぶん今年前半にはサチるかと」と書いたのですが、まさに予想通りで、記事を書いた直後から頭打ちです。
あとは電子書籍市場の成長の影響を期待するだけ。
しかしそれも伸び悩みそう。
きんどうさんの85ヶ月振り返り記事で成長限界の話がありましたが、キンセリも成長限界に達したのかも知れません。

この先を考える


成長限界突破のためにやるべきことは、「SNSやメディア方面に力を入れる」とか「キンドル本以外の市場を狙う」とかでしょうね。
前者は労働集約型なので現状では無理、面倒、やりたくない。
後者はときどきプロト開発・テスト運用してますが、なかなか難しいです。
とはいっても現実的には、後者の路線でコツコツと何かしら作り続けていくことになるかと。
趣味ですから、そういうのが。

この先1年についてですが、キンセリ自体は表向きの大きな変更には手をつけないかな。
サテライトサイト作ってUIの実験はするかもだけど。
主に内部のコードやデータまわりをどんどん整理していきたいです。
だいぶ整理してきたんだけど、まだまだごちゃごちゃしてるしね。
丁寧に片付けします。

サーバに ssh で入ってのコマンドライン作業が多いので、ブラウザから作業できるUIの整備が重要。
一部はすでにウェブ(自作CGI)から作業ができるのですが、クセが強すぎて自分以外には使いづらい。
課題はたくさんありますが、がんばります。

おわりに


キンドル本のセール情報がわかりづらい中、Amazon APIでセール候補一覧を取得する方法を見つけたのをきっかけにスタートし、「整理されたキンドルセール情報が欲しい」とのネットのみなさまの需要に一部ながらも答えることができ、ここまで存在感を増してきた「キンセリ」。
ネット需要とアフィリエイト収益がうまく重なったおかげで、開発のモチベーションが維持できてここまでこれました。
こういうケースはレアなのですが、類似した分野をまた見つけられたらなと思っています。
(そのためにもネットウォッチ必須、副産物として「ヲハニュース」)

もちろん「キンセリ」も開発・運営・メンテをしていきますので、引き続きよろしくお願いします。
アカバンされたらさようなら、ですが。


Kindleセール情報まとめリストを1時間ごとに更新しているページ「キンセリ」が本日2019年1月18日で3周年を迎えました!
利用者の方々はもちろん、少しでも興味関心を持っていただいた方もふくめ、みなみなさま、本当にありがとうございました。

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本記事では、この3年を振り返っていきます。

Kindleのセールのリスト


発端は3年前、2016年1月に書いたこの記事。


2015年の後半から、ブログでKindle本のセールを扱うとそれなりに受けが良かったこともあり、2016年に入ってからセール情報の効率的な取得方法についていろいろ調べていました。
そしてついに、キンドルセールのページのリストを取る方法を発見。
Amazon API を使うとセール情報(セール以外も含む)を得られることがわかりました。
さっそく、サイト化したのが今の「キンセリ」です。
当時は「Kindleのセールのリスト」という名前でした。

Kindle sale list (japan)

世紀の大発見(おおげさ)だったのですが、公開した直後は一部界隈で話題になったくらいで、はてぶやSNSではバズには遠い感じでした。

やじうまWatch


しかし一週間後、状況が一変する事態が発生。
なんと「やじうまWatch」さんに取り上げていただいたのです。

  • 【やじうまWatch】なんと開始前のセールまで、Kindleストアのセール情報をAPIから得られる方法が見つかる - INTERNET Watch
    いつ始まっていつ終わるのか、なかなか予測できないのがKindleストアのセール。競合ストアがセールを始めるとそれに連動して始まるのでそちらをチェックするという人や、セールを紹介しているサイトをひたすら巡回するという人など、さまざまなTipsが幅を利かせていたわけだが、ここに来て新たな方法を実装したセール紹介サイトが登場して注目を集めている。
    サイトは先週公開されたのち、新しいセール情報がまったく掲載されず効果の程が疑問視されていたのだが、このたび事前のデータ通りにセールがスタートし、有用であることが実証されたというのがこれまでの経緯。

ここで書かれているように、開始予定セール情報の正確さが疑われつつも、うまく機能したことにより一気に認知度が向上。
この記事をきっかけにはてぶ等で中規模なバズとなり、キンセリが軌道に乗る第一歩となりました。
ほんと感謝です。

キンセリ


正確な日付はわかりませんが、2016年2月頃にこっそりと名称を変更しました。
「Kindleのセールのリスト」(または「金曜日に始まるセールのリスト」)からから「キン」「セ」「リ」をとって「キンセリ」。
目的はブランディングとSEO。
名前は短く覚えやすい方がいいですからね。
サービス名でダイレクトに検索することも考えるとやはりシンプルが一番。

GIGAZINE


その後、認知度が上がって安定したPVが得られるようになりました。
そして、2016年8月になってまた大きな出来事が発生。
なんと「GIGAZINE」さんに取り上げていただいたのです。
それも細かい使い方まで解説した「キンセリ」紹介記事として。


これはネット界隈に与えるインパクトが大きかったようで、かなりバズりました。
さすがのギガジン砲です。
PVも3〜4倍に上がりました。
ほんと感謝です。

SEO


ギガジン砲の後も、上がったPVは安定して推移していましたが、2016年10月から別の変化が起こりつつありました。
検索サイトからの流入です。
9月まではグーグルにインデックスされてなかったようで、検索トラフィックはずっと0でしたが、ギガジン砲の影響か10月に入ってからじわじわ増え始めました。

検索トラフィックは今も増え続けています。
表示されるランキングが下がったりすることもあって、ときどき低迷してますが、基本的には上り調子。

これはSEOがきちんと効いているということ。
キンドル本のセール情報を求めてウェブ検索する人にキンセリがちゃんと届いて、しかもきちんと使ってもらっているということです。
ウェブ検索ユーザによるプラス評価のおかげなのです。
便利な情報をそれを必要とするたくさんの人に届けることができて、嬉しく思います!

PV


これまでの流れを踏まえ、この3年間のPVの変化をグラフでみてみます。

pv%20graph

左端がスタートした2016年1月、右端が現在、といっても昨年2018年12月。
最初の山(1)が「やじうまWatch」さんに取り上げられた頃。
そして急な崖(2)が「GIGAZINE」さんに取り上げられた頃。
右肩上がりの開始地点(3)からSEOが効いて検索結果上位に出るように。
ちょっと窪んでいるところ(4)がグーグルさんの気まぐれで検索上位に出なくなった時期。
その後、また検索上位に出るようになって右肩上がりが続いています。

この検索トラフィックによる右肩上がりはいつかは頭打ちになります。
まだその時は来ていないようですが、たぶん今年前半にはサチるかと。

って、その前にまたランキングが下がったりするんだろうけど。
レッツグーグルダンス!

おわりに


以上、キンセリの3年間を振り返ってみました。
キンセリはこれからも可能な限りみなさんにKindleセール情報をお届けし続けていく所存であります。
もちろん、アカウントまわりやSEOがらみでで悲しい結末になる可能性もあります。
そこらへんは生暖かく見守って頂ければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。

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