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確かにこれは書けます。
伝わる文章が書けます。
書く意欲さえあれば。

唐木元 / 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング [Kindle版]

「書けないカギは書く前にあり」。毎月3,000本以上の記事を配信し続けるカルチャーニュースサイト「ナタリー」で実践されている文章の書き方を、一般向けに解説する初めての書籍です。通称「唐木ゼミ」と呼ばれる社内勉強会で新人育成を担当する著者が、「悩まず書くためにプラモデルを準備する」「事実・ロジック・言葉づかいの順に積み上げる」など独特の概念を通じて、文章を構造的に書くための方法をわかりやすく教えます。文章の具体的な改善ポイントも解説。企画書、報告書、レポート、ブログ、SNSなどあらゆる文章に有効です。

文章の作り方はアウトライナーでやるような方法ですね、なるほど。
推敲の具体的なビフォーアフター例もためになります。
良い文章のためには、読んでみて「なんとなくな気持ち悪さ」を感じる感覚が大切ですね。
そのためにも「いろんなものをたくさん読む」ことも重要かと。

以下、読書メモ。
  • 良い文章の定義:完読される文章
  • 構造的記述:主眼(テーマ)を持つ、主眼を達成するための骨子を持つ
    • 文章における骨子:要素、順番、軽重
    • テーマを決めて、テーマのために何をどれからどれくらい書くか決める
  • 文章のオリジナリティは「切り口」に宿る
  • 話題の取捨選択、「完読」のためにあえて話題を捨てる
  • 基本の構成「サビ頭」:例、結論 問題提起 状況説明 付帯情報
  • 推敲:重複、構造、区切り、見た目、事実確認
    • 「固有名詞は手打ち禁止。公式ソースからコピペしろ」
  • 「が」や「で」で文章をだらだらつなげない
  • 熟語化する言葉を安易に使わない:「〜化」「〜的」「〜性」など
    • ※使わないと長くなっちゃうときはがんがん使うな
  • ※キャッチーな言い切りの例での「○○はがんに効く」は昨今の状況からしていかがなものか(クソリプ)
  • ボンヤリワードに注意:企画、作品、楽曲、番組、物語、プロジェクト、...
    • 文脈内で具体的に:「作品」=>「学園ラブコメディ」など
  • 文頭一語目に続く読点は頭悪そう:「さらに、その公園では」=>「さらにその公園では、」
    • ※私は最初の接続詞の後には読点入れることが多い。論理的な流れが明確になるようにと。
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