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うちには4歳の男子がいます。まあ、私も男だから、男の子の心理がある程度わかるわけですが、忘れていることも多いわけで。この本、さくっと読んでみましたが、ヒントがいっぱいでした。ただ、対象は小学生かな。将来役立てたいです。

横峯吉文 / 男の子が本気でやる気を出す育て方 [Kindle版]

「勉強しなさい」と母親はがみがみ言いがちだが、男の子には逆効果。
けれど、いったん「スイッチ」さえ入れば、何も言われなくても自分で動くもの。
そして、ひとたび本気で取り組んだら、とことん集中力を発揮し、どこまでも伸びていく!

いかに「やる気のスイッチ」を入れるか、幼児教育のカリスマであるヨコミネ式の創設者が徹底伝授します!
「自分の力で生きていける」自立心のある人間にするための、男の子の育て方のコツも満載。

以下、引用とメモ:

やる気スイッチ四つ。なかなか入れるのが難しいです。
私は常々、子どもをやる気にさせる「4つのスイッチ」があると言っています。
(1)競争したがる
(2)マネをしたがる
(3)ちょっとだけ難しいことをしたがる
(4)認められたがる
これら4つの仕組みをうまく利用すれば、実に簡単にやる気のスイッチが入ります。

興味の対象について。いろいろ幅広くネタを提供するようにこころがけようと思います。今は鉄道と宇宙が好き。
男の子は女の子よりも気まぐれなので、「宇宙」の本ばかり読んでいると思ったら、今度は「虫」一辺倒という具合に、興味の対象が定まらないことがあります。
 小さいうちは、興味があるもの何にでも首を突っこませればいいのです。
 小学生のうちは、オールマイティに、バランスよく。そのうち、自分の得意分野や専門分野がだんだんわかってきます。「僕は理系の仕事に就こう」とか、「文系でいこう」とか、それぞれの進む方向を決めるのは、まだ先でいいのです。

これは大人もかも。
子どもはできることなら、喜んでやります。ちょっとだけ難しいことにも興味津々です。でも、難しすぎることはやりたくないのです。

やはり「見える化」は重要。
勉強のやる気は、やった量が目に見えるのと見えないのとで大きな差を生みます。
方眼紙などでグラフをつくり、リビングなどいつも目につくところに貼っておきます。どんどんタイムが縮まっていくのを見て、毎日続ける気力が湧いてきます。

そろばんは一回やらせてみたいなあ。
百ます計算で毎日の計算に慣れてきたら、最終的にはそろばんを始めてください。数に強くなれるだけでなく、頭の回路がつくられていきます。

医者が高齢者を診断した後に「合格!」というと納得してもらえる、という話を最近読んだのですが、共通点ありそ。
「ほめる」のではなく、子どもががんばった事実に対し「認める」のです。
 勉強も運動も、うまくできたときは、
 「よし!」
 「オッケー!」
 と声をかけてあげるだけで十分です。
 「合格!」
 これも子どもは喜びます。自分を一人前に扱ってくれてるというのが伝わるのです。