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7年ほど前に買って[2006-02-28-2]、当時読んだんだけど、ブログ記事にはしていなかった模様。掃除をしていたら出てきたので再読しました。

マルコム・グラッドウェル / 第1感 - 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

 理由はわからないけど「これだ!」と思ったり、説明できないけど「なんか変」と感じたことはないだろうか?しかも一瞬で。
 人間には、理屈を超えてわかったり、感じたりする瞬間・能力がある。心理学で注目を集める「適応性無意識」である。本書ではそれを「第1感」(原題はblink=ひらめき)と命名した。「五感」を想定した「六感」ではなくて、「五感」の前にある無意識の反応を指す。
 データを集め、熟考を重ねた判断がまちがいで、最初の瞬間的判断が正しいことはあるのだ。
冒頭のエピソード:アメリカの美術館が購入した古代ギリシャ彫刻は、さまざまな科学的検査では本物と鑑定されたが、何人かは見た瞬間、「最初の2秒」で「違う」と感じた。のちに贋作と判明するが、なぜ彼らは偽者と見抜けたのか? 見抜いた「力」は何か? 本書は、「最初の2秒」にまつわる物語である。
 登場するエピソード、心理学実験を読むだけでも面白い不思議な本である。

瞬時の判断、無意識の判断、ひらめき。世の中にはたくさんの「筆跡」のようなものが隠れているので、それをヒントに瞬時に無意識にピンと来ることが可能になる、という話。今読み途中の「ファスト&スロー」のファストか。

あと、情報過多が判断の邪魔をする、選択肢が多すぎると無意識の処理能力を超えて麻痺してしまう、という話、実感としてはあるなあ。
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