池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ。Kindle で3冊読みました。

■池上彰 / 知らないと恥をかく世界の大問題 [Kindle版]

リーマン・ブラザーズの破綻で始まった世界金融危機。その後、日米ともに政権交代が実現し、金融危機後の新しい世界の在り方が模索されている。そこで、日本はもちろん、世界におけるさまざまな問題点をとりあげ、その中身を理解し、来るべき新しい時代の世界の潮流を読み解く。わかりやすいニュース解説で定評のある、頼れる“お父さん”池上彰さんがズバリ答える。知らないと恥をかく世界のニュースが2時間でわかるおトクな一冊。

■池上彰 / 知らないと恥をかく世界の大問題２ [Kindle版]

最新のニュースをわかりやすく読み解く、大ヒット新書の第２弾。ジャスミン革命から大国が抱える「2012年問題」など世界のニュースが２時間でわかる！　手軽さとわかりやすさが魅力の池上解説の決定版。 / 2012年、世界が大きく変わる！ /2010年代のキープレイヤーたち / ボーダーレスな世界が抱える問題点 「民族」「宗教」「資源」が世界の火種を生む / 政権交代はしたものの～日本の抱える問題点～ / 大きく変わる世界の潮流を読む～日本はどう進めばいいのか～

■池上彰 / 知らないと恥をかく世界の大問題３ [Kindle版]

東日本大震災から1年以上過ぎても、復興の見通しが見えない日本。動くべき政治家たちは政争に明け暮れ、先送りの構図に何の変化もないままだ。しかし、世界は大きく動いている。この激動の2012年に世界の新リーダーが登場する。彼らは、問題山積の世界をどこへ導こうとしているのか。復興の年となるのか、それともさらなる混乱か。転換期にある現代社会を読み解くために欠かせない、池上彰の“シリーズ100万部突破”新書の第３弾、最新版の登場。ビジネスに、教養に、そして受験に、就活に。幅広い読者のニーズにこたえる汎用性の高さ、といった特長は変わらない。老若男女問わず、すべての現代人に贈る必読の書！

ここ数年の世の中の動きの復習のために読んでみました。電子書籍版で読みましたが、図が拡大しないと見にくかった以外は問題なしで、電子書籍という形態にもマッチした本でした（隙間時間にちょこちょこ読むのに適している）。

1冊目は民主党政権へ交代した直後の出版で、当時の夢と希望が輝かしくまぶしい感じ。2冊目は震災の直前の出版で、震災で忘れられてしまったこと、震災前に盛り上がってたことを思い出せます。3冊目は去年の春頃の出版で、オバマ再選、自民党政権交代の前。このように大きな出来事にうもれてしまいがちな状況を復習できるのもありがたいです。

時事問題の知識をざっくり手早く得るにはうってつけのシリーズでした。

参考

• お勧めキンドル本とアマゾンの着々準備 (Chikirinの日記)
  http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130108
  

  3冊をまとめてタブレットかスマホに入れとけば、時事問題の辞書として使えます。ニュースで何か報道されてて、「あれっ、それってナンだっけ？」って時に、その項目をちょちょっと探して読んだり、子供に説明したりできる。すごく便利です。