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宗教の暴走、イラク戦争とその余波、バブル崩壊、格差社会、政治やメディアの腐敗、などなど、2006年から2008年までのアメリカをテーマにしたエッセイ。なかなか面白かったです。

町山智浩 / アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない [Kindle版]

10億ドルかけてGMがつくった電気自動車はなぜ消えた? 年収360万円の若者に2億円も貸し付けて焦げ付いたサブプライムローン! 避妊方法を教えない「絶対禁欲教育」って何……、泥沼化したイラク戦争から帰国した兵士はどうなった? 生活費に困った未亡人がキッチンで風邪薬から覚せい剤を合成? 大統領選は相手候補の中傷合戦……。ありえない! と笑いながらも、惨憺たる医療保険や破綻した年金問題は、明日の日本の話じゃないかとヒンヤリする1冊。

政治の話題からわかりますが、時期としてオバマ大統領誕生前までですね。アメリカって、時代により中身が変わってしまってもやはりアメリカなので、今が苦境でもがらっと変身できてしまう余地があるかぎりなんとか生き延びそうですね。