古い記事
ランダムジャンプ
新しい記事
Kindle ストアにある星新一の昔の本を読むシリーズ。2冊目。

星新一 / 地球から来た男 [Kindle版]

おれは産業スパイとして、ある研究所にもぐりこんだ。だが内部の警戒は厳重で、たちまちパトロールの守衛につかまってしまった。保安部門の責任者は秘密を守るために独断で処罰するという。それは、開発途上で放置されたテレポーテーション装置を使った、地球外への追放だった。気づくと、おれは野原に横たわっていた--。奇妙な運命に翻弄される男達を描いた傑作ショートショート集。

やはり面白いよなあ。派手さはないけど没頭しちゃう。冗長さのない簡素な文がスピード感を与えて飽きさせないのかも。と、よく言われていることを再確認。

違和感を植え付けるだけでコントロールする話、捧げ物にされる話、死神よりもやっかいなやつの話、寝言で通信する話、神のような万能な存在になっちゃう話なんかが面白かったです。

今回の個人的にこれは良いなと思った話のタイトル(星新一ショートショート読んだら毎回選定)。
- 「地球から来た男」「もてなし」「あと50日」「密会」「能力」

星新一の本の感想

- きまぐれロボット[2012-10-28-2]