以前、シェリーは樽(新樽)の中で発酵を行なっていました。発酵終了後、硫黄を燃やして殺菌していたのです。この影響がウイスキーにも及んでしまっていると見ています。
ただ、ウイスキー熟成用のシェリー樽が欲しいという場合、この硫黄処理をキャンセルするケースがその昔からあり、またここ最近増えているようです。
樽に移されたシェリーは「ソレラ・システム」という独特の方法で熟成される。段々に詰まれた樽は、上にいくほど新しく、下に行くほど古い。出荷するときには一番下の樽から取り出し、減った分は上から補充する。決して一度に大量に抜いたりはせず、少しずつ取り出され、少しずつ補充されるため、味は概ね一定となる。
一番下の樽には焼き鳥屋のたれと同様に、かなり古いものが少量混じっていることになる。最終出荷樽をソレラ樽といい、熟成途上樽をクリアデラ樽という。 熟成期間は最低でも3年、長いものでは100年以上に及ぶこともある非常に長命なワインである。
ヤフージャパンは創業当時から井上雅博氏が代表取締役社長を務めていたが、4月1日には新しく宮坂学氏が最高経営責任者(CEO)となる。また、最高執行責任者(COO)兼メディア事業統括本部長には川邊健太郎氏が就任する。
[...]
なお、6月1日の定時株主総会終了をもって現代表取締役社長の井上氏、および取締役CFOの梶川朗氏、取締役COOの喜多埜裕明氏は退任し、宮坂氏が代表取締役社長に就任する予定である。
ヤフーは1日、6月に宮坂学執行役員(44)が社長に昇格する人事を発表した。4月1日付で最高経営責任者(CEO)となり、6月に社長を兼務する。井上雅博社長兼CEOは4月1日でCEOを退任、6月に社長も退任する。
この人事は2段階で行う。まず4月1日付で、宮坂氏は執行役員のまま最高経営責任者(CEO)となる。井上社長はCEOは外れるが社長は続投する。その後、6月に社長も宮坂氏に引き継いで退任する。
--井上社長が攻められないと感じたより具体的な理由は。
井上氏: やれなくはないと思うが、やはり十分ではない。最近思うのは携帯電話を携帯しないのは自分だけだなと。鞄の中に入れっぱなしで発信専用電話になっているところとか、ソーシャルサービスもどうも苦手で使い切れないところがある。ヤフーでは、自分が使っていいと思うサービスを作ろうというところがある中で、自分が使わないサービスが結構出てきているなと感じていたところもある。そういうものは若い人たちの方が使いこなしていると思う。