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献本頂きました。ありがとうございます。
(ref. [2011-04-21-3])

清水克彦 / 20代でしておきたい「ささやかな成功」と「それなりの失敗」 - 後悔しない最初の8年の過ごし方

「fこのままじゃ、何の売りもなく30代に突入しそうだ!」「実績を作りたくてもチャンスが回ってこない!」
──20代ビジネスパーソンの、こんな将来への不安がゆるゆると解消されていく一冊です。
40代・現役サラリーマンと兼務で活躍中のビジネス作家が、20代でやっておきたい本当の成功術を語ります。
「会社員」としてサラリーを貰いながら、小さな成功と失敗とを積み重ねて5つの肩書きを手に入れた経験。
そこから確立された等身大の自己実現法が満載です。

目次
第1章 最初の3年⇒「自分の箱」から出てみる
第2章 仕事⇒まずはチームプレーに徹してみる
第3章 コミュニケーション⇒相手に一歩踏み込んでみる 
第4章 プライベート⇒時間の使い方を自分中心に
第5章 人生戦略⇒「いつかきっと」ではなく、今すぐやる!

すでに20代は遥か昔、30代すらあとわずかな私ですが、20代になりきって読んでみました。
ああすればよかった、こうすればよかった、という後悔がたくさん。
まあだからといって若いうちにこういう本を読めばすべで回避できるわけではないのですが、知っておいた方がまったく知らないよりかは良いというのは真実。

以下、読書メモ:

- 若いうち特有の「自分はデキる」という幻想に注意。謙虚さ重要。

- 自分らしささ功名心は置いておいて、まずは型どおりの合格点のものから始める。

- 引用の引用:「世の中で成功を収めるには、馬鹿のように見せかけ、利口に活動すること(シャルル・ド・モンテスキュー)」

- 相手の自尊心をくすぐるSTO話法。S「すごいですね」「素敵ですね」T「たいしたものです」「特別ですね」O「お見事です」「驚きました」

- 「叔父の家」お、怒らない。じ、自慢しない。の、のぼせ上がらない。い、威張らない。え、偉そうにしない。

- 完全勝利が敗北を招く。

- 文句は直接、ほめるのは間接。

- 引用の引用:「愚か者はお金を持って死んでいくために貧乏にくらす(ドイツの詩人、ブロッケス)」

- 面倒くさい仕事を振られる前に「これをやらせてください」と別の仕事を申し出ることにより、自分で時間の手綱を握る。

- 子供と暮らすことでもう一度人生をプレイバックできる。(実感中)
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