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献本いただきました。ありがとうございます。
(ref. [2010-06-12-2])

上田渉 / 勉強革命!「音読」と「なぜ」と「納得」が勉強力とビジネス力をアップさせる

著者が試行錯誤の末にたどり着いた勉強法は「音読」と「なぜ」と「納得」の追求。

「どんな勉強も耳から学べ」という主張をベースとした勉強アドバイス本です。勉強しても学力の伸びに壁を感じる人は試してみるとよいかもな話がいろいろ。いきづまる前に読むのもよいかと。

上田渉起業ストーリーという側面もあって、「なんで勉強しなきゃならないんだろう」と悩んでいる学生いさんにもおすすめ。目的を持てば勉強もやる気がでるってものです。

以下、読書メモ的な雑感など:

国語力が基本。コミュニケーションや論理的思考の能力アップには音読!

英語も基本は音読!音読できなきゃ話せないしね。シャドーイングはよくやってたなあ。

発音記号をマスターすると学力アップに効率的。発音記号についてしっかり学んだ記憶がないなあ。最初にしっかり学べば辞書引くたびに得られる情報が格段に増えるね。

言語を学ぶには音読。日本語も英語も同じ。

論理展開の予測ができれば英文は読みやすいという話。論文は文章構造が分かりやすいから(その分野の知識さえあれば)読みやすいんだよね。小説はたいへん。

セミナーや講演は目を閉じて聴覚に集中するという話(p.105)。
私の考えでは、プレゼンテーションでパワーポイントなどを使った図を用いないと成り立たない説明は、あまりないと思います。プレゼンにはすごいマジックがあって、目で見るとそれっぽい気がしてくる。何となく納得させられてしまうのです。ところが、耳だけで聴いていると納得できない部分が明確に理解できることが多いのです。
なるなるー。
「今の説明は変だぞ」というのもすぐわかるそうです。
まあ、目を閉じて聴いてらっしゃる方を見ると、寝てるのかなとドキッとしますけどね。

下知識によって読書スピードを上げる方法について(p.112)。
「これ、どこかで読んだことがあるな」という知識を持ちながら読書をすると、その知識との違いだけ読み取ればいいので、読書スピードが飛躍的に向上します。目次を見ただけで内容がほとんどわかってしまうことすらあります。
私の速読法はこれです。差分読書。

上田さんの「起業における3つの学び」(p.161)。
- 信頼できる人物としか仕事をしてはいけない
- 軽い気持ちで起業してはいけない
- 資本の取り扱いには気をつけなくてはならない

新刊JPとオトバンクの関係について(p.184)。新刊JPはもともとオーディオブック(音声コンテンツ)がたまるまでのつなぎだったそうな。なるほどー。なんで音声コンテンツ屋さんが紙の本の新刊紹介サイトをやっているのかと不思議でした。

上田渉さん著作


上田渉 / 脳が良くなる耳勉強法

(ref. [2009-06-17-4])

上田渉 / ノマド出張仕事術 1時間のプチ移動から本格出張まで

(ref. [2010-12-25-1])
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