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谷川俊太郎「二十億光年の孤独」より。

かなしみ

あの青い空の波の音が聞こえるあたりに
何かとんでもないおとし物を
僕はしてきてしまつたらしい

透明な過去の駅で
遺失物係の前に立つたら
僕は余計に悲しくなつてしまつた

この詩、大好きだった。
2001年頃自分で入力したのが非公開項目になってたので発掘。

この詩、今も好きだけど、昔とは違う気持ち。
やはり落とし物のことがあまり気にならなくなったのが大きい。
探そうとすると悲しくなるかもだけど、ぶっちゃけもうどうでもいい。