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献本いただきました。ありがとうございます。
巨大メルマガの配信者であり、実際に電子メールを扱いなれている著者による Gmail 本。

樺沢紫苑 / メールの超プロが教えるGmail仕事術


「Gmail 入門書」ではないです。
Gmail を使ってはみたけどいまいちよく分からない人向けの本です。

具体的には、
- スパムメール排除性能の高さ、
- ネットにアクセスできればどんなOS環境でも使える利便性、
- 無料でありながらメール容量が大きいこと、
などの多くの利点があるので Gmail を使ってはいるけど、
「なんでフォルダがないの? ラベルってなんなの?」などなど他のメールソフトとの違いに戸惑っている人。
そんな人には強くオススメします。

Gmail の細かな使い方だけじゃなく、周辺ツールや仕事術までカバーしていますが、やはり Gmail がメイン。

イチオシで深く利用方法が紹介されているのはフィルタとラベル。
フォルダとラベルの違いを理解して、自由自在にフィルタを作っていくことで快適メール生活が確実です。

私はフィルタとラベルをあまりちゃんと使ってなかったので非常に勉強になりました。で、読後すぐに本格的に取り組みました。1時間くらいかけてフィルタひたすら設定しました。受信トレイにメールが1万件あったのですが、フィルタによる自動ラベルふりわけと自動アーカイブで、設定後4000件に減りました。まだまだ残ってるけど、それは今後届くメールを見ながらぼちぼちやっていきます。

Gmail

ラベル中のメールを既読にしておいて、Google Labs で新規メールのあるラベルだけ表示する設定にすると、なんというか「これが求めていたメール環境だ!」と思えるようになりました。

プライベートのメールは Gmail に完全に依存しているのですが、本書に従ってフィルタによるバックアップ(ymailへ転送)をすることにより、いざというときも安心な体勢にしました。
突然のアカウント停止はものすごいリスクですからね。

あと、この本に触発されて久しぶりに Google Labs の機能を見てみたら、紹介されているの以外にも便利そうなのがいろいろあって、さっそく導入中です。

まあそんなかんなで盛りだくさんです。
なんとなく Gmail を使っちゃってる人はぜひ!

自分用読書メモ:
- 「Google Labs」→「受信トレイのプレビュ−」。Gmail のページが開くまでの間(1,2秒)に最新のメールのタイトルなどを表示しておいてくれる。便利。
- 最低限のショートカットキー。j(次)、k(前)。
- 検索結果メールの全てを選択したい場合。「すべて」を押した直下に出てくる「この検索結果に一致するすべてのスレッドを選択」。
- ラベルの順番を入れ替える方法はないのでラベル名を工夫。「01東京商事」など数字を頭に。
- 普通のスター以外のスターが使える「Google Labs」のスーパースター。これを使ってTODO管理。
-- 例1:赤☆「最優先で処理」、黄☆「今日中に処理」、緑☆「手がすいたときに処理」。
-- 例2:赤☆「要処理」、緑☆「処理済み」。
- スター付きメールの検索。「has:star」「has:red-star」など。


ref.
- 【これから読む本】メールの超プロが教えるGmail仕事術[2010-04-02-6]
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