たつをの ChangeLog : 2008-09-22

「フリック入力」と呼ばれている
「iPhone の日本語入力方式」がすごく便利そう。
50音の列(あかさたな)を選んだら、
指を動かす方向(上下左右)で行(あ→あいうえお)が選べる。
指をささっと動かすことで文字入力が可能。





で、この入力方式の特許について、
こんな話があってびっくり。

- iPhoneの日本語入力は「Hanabi」だ! (Newton アロハ通信)
  http://hawaii-walker.com/blog/?p=229
  (via http://blog.8th-wonder.biz/?p=119)
特許として申請したけど更新も審査請求もしていない

- Hanabi (特許申請済:特許平10-285333) - Newton crafts
  http://www.clubnewton.com/newton/Hanabi.html

申請はしたけれども、それっきり、ということみたいです。
ということは、特許化されてないわけだから、
この技術って誰でも自由に使えるってことか!?
つまり、iPhone のライバルガジェットでも、
フリック入力方式の搭載が(特許料なしで)可能ってことか!?
まじすか!?(※)

で、このフリック入力、すごく良さそうなので、
一気に普及して欲しいですね。
前述の特許とかの権利上の問題によっては、
タッチパネル式のガジェットにどどっと広まりそう。
親指連打が「過去の入力方式」になる日も近いかも!?

ref.
- iPhoneは片手で使えるってば。 (小野マトペの業務日誌)
  http://d.hatena.ne.jp/ono_matope/20080920#1221934548
  (via http://d.hatena.ne.jp/yto/20080921/p3)


(※) とはいえ、審査請求してないってことは、
特許庁で調べ始めてないんだろうから(私の「特許についての知識」は
あやふやなので間違いあったらご指摘下さいませ)、
実は申請時すでに公知の技術だった、
ということもありそう(ないだろうけど…)。


追記080923:
特許事務所にお勤めらしい id:shiranui さんが
調査して下さいました。ありがとうございます!
読むだけでためになります。

- iPhoneのフリック入力に関して特許のこと (知らぬい)
  http://d.hatena.ne.jp/shiranui/20080923/p1

製品にこの技術を使うとなったら、
本格的な特許調査は必須ですね。
まあ、製品化前に社内の特許関連部署を通るだろうから、
普通はきちっと調査されるでしょうけど。
でも、そういう部署のない小さいベンチャーだと
「うっかり」があるかも?

うちのと同じ黒マックブック(MA701J/A)だ!
120GB の HDD がすでにいっぱいいっぱいで、
かなり量のデータを外付けHDDに避難しては削除を繰り返す今日この頃。
交換しようかなあ、HDD。
でも環境復活が面倒くさそうだなあ。

MacBook の HDD を交換 (WWW WATCH)
http://hyper-text.org/archives/2008/09/macbook_hdd_change.shtml
MacBook の HDD は SATA 接続の 2.5 インチ HDD。
よって同じ規格で容量の多いものを購入すれば OK。
今回は WESTERN DIGITAL 製の 「WD3200BEVT (320GB)」 を選択。
320GB の 2.5 インチ HDD が 1万円程度で買えるなんて
いい時代になったもんです。


追記080923: 情報ありがとうございます!

rsync でも行けるんですね。参考にします!
- MacBookの内蔵HDを250GBに交換
  http://javaflavor.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/
  macbookhd250gb_aa87.html

- MacBookの内蔵HDを160GBに交換完了!
  http://javaflavor.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/
  macbookhd160gb_bf89.html


「Time Machine」を使えば楽々!
とのご意見も頂きましたが、Leopard でないので…。
Leopard にしたいんだけど、
残りディスク容量が微妙で見送っています。
容量増えたら Leopard にして Time Machine に!
この記事に言及しているこのブログ内の記事

ホウレンソウ(報連相)が重視されるということは、
単に従業員に「権限と責任」が与えられてないというだけ。
という話。

「若者はなぜ3年で辞めるのか?」[2006-09-16-3]
『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』[2006-05-04-2]
の著者である繁幸氏のブログより。

“ホウレンソウ”は第二の“カロウシ”になるか (Joe's Labo)
http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615719#2615719
上司とのコミュニケーションを重視する“ホウレンソウ”的なカルチャーは、
日本型組織特有のものである。
それがこれまで評価され根付いてきたのは、
責任と権限の所在を曖昧にすることで、
組織の致命的な欠陥を見えにくくしてくれたからだろう。
「何かあったら逐一俺に報告しろ」という関係は、裏を返せば
「おまえにゃ何も期待してないし、ご褒美も期待するなよ」というに等しい。

ホウレンソウな会社(日本企業):
(1)業者と打ち合わせ。決定権が無いので持ち帰ってプレゼン資料作成。
(2)課長に説明「ふーん、わかった。じゃあ部長に相談して」
(3)部長に説明「ふーん、わかった、じゃあ事業部長に(略)」
(4)事業部長「これ、こうした方がいんじゃない?課長ともう一回相談して」((1)に戻る)

そうでない会社:
(1)業者と打ち合わせ。その場で決定か、上司一人に報告して決定。

権限と責任が委譲されているのならば、
ほんと「レン」(連絡)だけでいいよなあ。
本当に権限と責任が委譲されいれば、
言われなくても、あちこちと相談(情報収集)するし、
そのための報告もするしな。

まあ、新人のときはホウレンソウで良いけど、
入社ン年の中堅やベテランにも
ホウレンソウを強いる上司とかいるからねえ。
聞いた話によると。

あと、ホウレンソウな会社だと、
「なにそれ、聞いてないよ!」が多発するかと。
関係ないことでもあちこち根回ししとかなきゃな。
ホウレンソウ=根回し、なのかも。

城繁幸 / 内側から見た富士通「成果主義」の崩壊
城繁幸 / 若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来
城繁幸 / 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか - アウトサイダーの時代


追記080924: 誤解があるとあれなので追記しておきますが、
要するに、ホウレンソウは適所適材!正しく使おう!

あとこんな話がツボ:
- ホウレンソウを適用できる場面についてつらつら (qune)
  http://qune.cside.com/archives/000976.html
ホウレンソウでもって一番困るのが,
権限の(真の)主体である上司(ホウレンソウの相手)だけが,
話についていけていない場合です。
おっと。
自分じゃあ理解できないくせに詳細に報告せよ!
っていう上司がいてうんざり、という話を知人から聞いたことがあります。
この記事に言及しているこのブログ内の記事

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