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前作をこのブログで紹介した縁で献本頂きました。
ありがとうございます!ツイてる!
自己啓発書のガイドブックであり、
どう読めばいいかの指南書でもあります。

水野俊哉 / 成功本51冊 もっと「勝ち抜け」案内


デビュー作 成功本50冊「勝ち抜け」案内[2008-02-26-1]同様、
書店で絶対手に取らないであろう種類の本が
いろいろと載っているのがありがたいです。

前作同様、どの本も内容の善し悪しに関わらず、
得られるものは得るというポジティブで貪欲な姿勢で
紹介されていて、非常に好感です。
私のブログの書評記事もそんな感じですけどね。

書籍紹介以外の部分もやはり読み応えがあります。
必ずしも全て同意できる訳ではないのですが、
読んでて「なるほどー」と思わされます。

で、怒濤の書籍紹介を通して思ったのですが、
結局「目標がなければ目標の達成もない」に尽きるかな。
目標を意識していればこそ、それに連なるモノ(チャンスなど)
を見逃さず、活かすことができる、ってだけで。
「今日は赤い服の人をよく見かけるなあ」と思ってると、
赤ばかり目につくのと同じこと。

最後の方では「見えない世界」「スピリチャル」の解説があります。
多くの成功体験本にはそういうスピリチャルな傾向があるそうです。
私は、
「幽霊や心霊は、リアル世界には存在せず、
リアル世界にある何かしらのトリガーで現れる心理的現象」
「つまり、幽霊や心霊は自分の心の中にいる」
と考えている人間なので、
「全人類の意識が水面下で繋がっている」等の話には与しませんが、
成功を体験すると畏怖の念を感じるのは普通にあることだと思います。
宗教の原型もこういう感じなのかもしれませんね。

51冊紹介されていますが、私が読んだことがあるのは、
「道は開ける」[2005-07-22-1]
「Good Luck」[2006-05-21-4]
「グーグル化〜」[2007-12-24-5]の三冊だけでした。

§

なお、前作を読んでいなくても楽しめます。
タイトルに「もっと」が入っていますが、
続き物ではなく、独立に読める別の本です。

水野俊哉 / 成功本50冊「勝ち抜け」案内


ref.
- 「成功本51冊もっと勝ち抜け案内」の読み方 (水野俊哉の日記)
  http://d.hatena.ne.jp/toshii2008/20080821