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書店で平積みになっているのを見て気になっていたのですが、結局買っちゃいました (ref. [2008-02-26-3])。

山崎隆 / 東京のどこに住むのが幸せか

本書は、東京の街の歴史的考証を踏まえたうえで、価格と資料について、約2万件のマンションの制約事例をベースに「重回帰分析」という手法を用いて導きだした、
街選びのための指南書である。 (p.5)
資産価値のあるマンションや一戸建ての定義を、勘違いしている人が多い。
どんなに耐震性能が高くても、どんなに眺望がよくても、どんなにリビングが広くても、衰退することが運命づけられた街の住宅を買ってしまったら、すべては水の泡である。
その冷厳な現実を忘れている人が多い。衰退する運命の街にあるすべての不動産は、単なる産業廃棄物として終わる宿命を背負わされている。
不動産を買う前に、街を買わなければ、財産は泡と消える。
もしも資産価値の高い不動産を探したいのなら「街選びが主であって、物件選びは従である」と考えなければならないのである。(p.19)

目的を持って読むと、非常に良い本でした。というか、為になります。
この辺についていろいろと調べている人にとっては当たり前の話なのでしょうけどね。
結局、一番重要なのは「街」(総合的なインフラ)なのだなあ、と痛感。
今後のあれこれに参考にさせて頂きたいと思います。

あと、こんなムックがでるそうです。タイムリーかも!

セオリー vol.2 (2008) - 高級住宅街の真実

(一部が読めます→ http://moura.jp/scoop-e/theory/content14.html)

それとこんな本も話題みたい。

港区ではベンツがカローラの6倍売れている


ref. 引越したい引越したい | fjkktkys blog
http://wp.fujikake.net/archives/221
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