古い記事
ランダムジャンプ
新しい記事

青空の方法

2007-12-23-1 [BookReview]
宮沢章夫 / 青空の方法


細かい言葉・物事にこだわって強引に展開する話が楽しい
宮沢章夫のエッセイ。
疲れてるときに頭のマッサージ効果があります。

- なんでもかんでも「人生いろいろである」で締めくくることに対する警鐘。
  (小泉元首相の発話よりも前の話)
- 暗い場所にいるとなぜか人は小声で話す、という「発見」。
- 夜、口笛を吹くと蛇が出るとか言うけど、
  蛇が出たからといってなんなのだ、という話。
- 「しりきれとんぼ」という言葉は非常に残酷である。

…などがツボでした。
これらのネタからスタートするも、
そこからとてつもない異次元な方向に話が進んでいってしまうのが、
いつもながらバカバカしくて楽しめます。

ref.
- よくわからないねじ[2005-04-27-5]
- 茫然とする技術[2004-11-13-4]
- わからなくなってきました[2004-01-27-5]
- 牛への道[2003-12-20-2]
この記事に言及しているこのブログ内の記事