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荻上チキ / ウェブ炎上 - ネット群集の暴走と可能性


ウェブ上で、あるできごとについて大勢のネットユーザが言及したり
コメントしたりで盛り上がり、ときにはネット外にも波及する、
そんな現象についての本。
サイバーカスケードとか、そういうのがキーワード。

ブログの炎上みたいにネガティブなのだけじゃなく、
「応援メッセージでコメント欄が埋め尽くされる!」みたいな
ポジティブなのもカバー。
事例がたくさんでそれぞれについて丁寧に解説されていて、
勉強になります。
JOY祭り(2003年)、東芝クレーマー事件(1999年)とか懐かしい!

あと、Web上でのデマの広がり追跡する話も興味深いです。
ソースが重要なのに、確認されないまま広がってしまうデマ。
つい昨日も、「アルファブロガー企画で自薦している人が」という
誤った情報からデマがちょこっとだけ広がっていました[2007-11-01-2]
小規模だといつでもどこでも当たり前に発生している現象なんですねえ。
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