たつをの ChangeLog : 2006-08-17

14日の首都圏大規模停電は、船のクレーンが送電線にひっかかったのが
原因だそう。しかし、普通、一箇所で何かあっても別な線で迂回して
なんとかなるようになっているはずなのに変だなあ、と思っていたら、
こんな理由らしい。

大停電が問うインフラ防備(8/15)- NIKKEI NET:社説・春秋 ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20060814MS3M1400114082006.html
被害が膨れあがったのは、損傷を受けた送電線が発電所に近い「上位系統」
で、275キロボルトと電力供給の根幹部分だったためである。しかも、バッ
クアップ用の送電線が並行して引かれているため同時に損傷を受け、これ
が機能しなかった。また、送電線にはクレーンなどの接触を防護できるだ
けのコーティングも施されていない。
「バックアップ用の送電線が並行して引かれている」って意味ないじゃん!
(まあ、なにかしら事情があるんだろうけど…)

「RAID5だからバックアップも大丈夫」って言ってるみたいなもんですね。
RAID5にしたからといって、所詮同じ部屋にシステム全体があるわけで、
空調の異常などがあればアウト。いくつも事例を聞いたことがあります。
って、私も被害者だったりしたことも…。冗長化しても、物理的に同じと
ころにあるなら危険度はたいしてかわらないよね。
HDDも送電線も、バックアップは離れたところで!

(via http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20060815/1155598818)
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