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ローター・J・ザイヴァート, ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー / すべては「単純に!」でうまくいく

ここでの「シンプルにする」というのは、「わかりやすく単純に生きよう」ということです。余計なものを身につけず、本来の姿に立ち返ろうということなのです。(p.12)
タイトルが示す通り、これは「人生を単純にするアイデア」の本です。ただ、ここで付け加えておきたいのは、この場合「シンプルにする」というのは単にモノだけではなく、「あらゆる意味で余分なもの」を整理することだということです。(訳者あとがき)
物、お金、時間、健康、人間関係、パートナー、あなた自身、という章立てで、各章それらをシンプルにするTipsが紹介・解説されています。

というわけで、まずは物についての章からいくつかピックアップ:
(1) とにかく、モノを重ねないこと
(2) 何かを探すときには、何かを捨てる
(3) 何かを加えるときにも、何かを捨てる
(4) 収納場所が75%までふさがったら、それを満杯だと見なす
(5) がらくた専用の引き出しを作り定期的に中身を空にする
(6) 床に物を置かないようにする

モノを重ねない、ということで本棚の本は絶対立てるようにしています。
入りきらなかったら処分。横にして重ねれば、そりゃあ棚にもっと入りますが、そこはぐっとこらえて。

床に物を置かない、というのもすごく重要なことだと思います。
私の場合、こたつ生活だとどんどん部屋が散らかっていくのですが、その一因はこれかと。

健康について章からもいくつかピックアップ:
(1) 「散歩にふさわしくない天気などはない。ただふさわしくない服があるだけだ」
(2) 朝食は果物だけにするというダイエット法
(3) 小腹が空いたときは、水を飲む
(4) 朝気持ち良く起きるために、起きてすぐにコップ2杯の水を飲む

2,3,4は最近実践しています。

あと、ちょっと感銘を受けた言葉:
物は少なく。お金は多く。
わかっているという思い込みを捨てよう、という文脈で出てきた、ちょっと考えされられた話:
息子が、母親の誕生日にオペラに招待しました。子供のころによく行っていたのを覚えていたからです。ところが母親は喜びませんでした。彼女は、夫につき合って、仕方なく行っていたからです。(p.155)
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