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橋本治 / 上司は思いつきでものを言う

相変わらずとことん丁寧でくどくど冗長で分かりやすいです。
基本的に、部下と上司のすれ違いをテーマにした本です。
部下からの建設的な提案でも上司のこれまでを否定するようなものは受け入れられず、追い込まれると「思い付き」が出てくる、と。
あなたの建設的な提言は、必ず上司の思いつきを招く (p.67)
部下が戸惑えばこそ、上司としての優位性は保たれる (p.83)
などなど。

この本自体が「思いつきでものを言う」の典型である、みたいなことを著者も言っています。
そんなわけで「そりゃないだろう」というような意見も出てきます。
でも、大筋は同意。前の会社にいるときに読んでたら良かったかも。
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